操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

薬物混入事件について

数日前、日本のスポーツ界を震撼させるような事件が発覚しました。ライバルの飲料に禁止薬物を混入したという事件です。

 

鈴木○○という選手は、薬物混入の他にも、練習や競技で使う道具に関しても「事件」を起こしているとのことです。

偽計業務妨害罪」が適用されるかもしれないとのことでした。

まあ、日本のスポーツ界ですから、示談になるかもしれません。

 

虚偽のうわさを不特定多数の者に伝達すること、人を欺罔・誘惑すること、または他人の無知・錯誤を利用して人の業務を妨害する罪を意味する。 刑法233条後段が規定し、「人の社会的活動の自由」を保護法益とする。

 

ということなのだそうです。

 

虚偽のうわさ、というのは、ライバルの飲料に違法薬物を入れ、ライバルにドーピング疑惑を計画したことです。

 

今回は、本人が義理の父親(実質上のスポンサー)に今回の件を告白したそうですが、フェアなスポーツマンとしては、良心の呵責に耐えかねたのかもしれません。

 

それら一連の行為は数年間に渡って行っていたそうですが、やっていくうちにエスカレートしていって、薬物混入などということに至ったかもしれません。

 

被害に遭った方々は、本当に怒りやるせないでしょう。

違法薬物を盛られて、出場停止処分を受けたりしたのですから。

まあ、ここで、今後実力を発揮して活躍して欲しいものです。

 

妬まれて薬を盛られるとか、道具を盗ませるくらい、実力があるのですから。

 

私達の業界にも「虚偽のうわさ」を流したりする輩はいます。
あきらかに業務妨害をする輩もいます。最近ではネットを使った犯罪(犯罪です)「虚偽のうわさ」を流すのに、加担している人もいます。

 

これらは、れっきとした犯罪です。が、加担している人は、犯罪だという意識がないのかもしれません。

気がついて欲しいものです。

 

 

 

補足: こういうことを書くと、

 

「何かうらみを買うような事をしたんでしょう、ヒッヒッヒ〜」という人がいそうですが、これも犯罪の手助けをしてるようなものではないでしょうか。

 

 

スポーツマンシップ同様、私も「操体の世界は性悪説ではあるまいよ」「性善説で考えたい」と思っていますが、

 

残念なことに、そういう輩がいるのも事実です。

 

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実行委員勉強会と定例講習2018

第二日曜の午前中は「東京操体フォーラム実行委員勉強会」。

 

年初に相応しい濃厚なテーマが展開されました。

(諸々の分析法を駆使し)ボディの歪みを正し、二次的に症状疾患を解消するというのが操体の概念です。

これは橋本敬三先生が三浦先生に仰ったように「症状疾患のあるところをさわるのは、火事場で火元ではなく、サイレンに消火の水をかけているようなものだ」ということです。

サイレンに水をかけても火元は消えません。水をかけ続けると、確かにサイレンは壊れて鳴らなくなりますが、火元が消えたわけではない。

 

その火元(ボディの歪み)を解消するのが操体です。
しかし、その先が見えてきました。

 

第五分析が確立したのは、二年前の3月くらいのことでした。
この辺りは「生みの苦しみ」というか、新しいことが出てくる過渡期で、色々な新しいことが出てきました。

 

こういう時には、三浦先生の言うことについて来れず、去って行った人もいました。

橋本敬三先生も、40年前、三浦先生に「自分のやっていることは60年先を行っているので今理解されなくても仕方ない」とおっしゃっていたそうです)

 

この後「第五分析」が、ドドドドっと壁を崩すかのように現れたわけです。

 

私が思うには「第一分析から第二分析への転換期」は操体の第一のシフトチェンジ、

第五分析は第二のシフトチェンジです。

 

★この時期にいなくなった人は、残念ですが「第五分析を食い損なった」ということなんです。前にも書きましたが、「肉まんを食べていて、ツユの染みた皮だけ食べて、肉まんを食べたと満足して、中の美味しいお肉を食べずに食べるのをやめた」

 

ということなんだなと。

 

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これは「歪みがもとに戻らない」ことでもあります。

 

このあたりは、被験者にとっても、操者にとっても凄い事なのです。

 

 

 

講習はじめ 2018

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

12月31日(日)は、大晦日でしたが、「塾SOTAI」でした。

 

午前中は、4月30日の「2018年春季東京操体フォーラム」に向けての打合せ、その流れで「塾」に入ったという次第です。

 

三浦先生は、年末から三が日を過ぎても毎日患者様を診ていたとのことでした。

 

私自身は元旦から仕事という状態でしたが、お呼びがかかって往療などで、出歩いておりました。年末年始は意外とぎっくり腰とかどこぞを痛めたとか、故郷から親御さんが出てきたから診てくれとか、色々あるもんです。

 

というわけで操体の仕事もありましたが、年明けのため「今年の年運を知りたい」という方もいらっしゃり、筮竹ならぬ八面体サイコロを振ったりもしていました。

 

そして今日は講習始めです。

午前中は「足趾の操法®集中講座」。

午後は三浦寛先生の定例講習です。

 

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★「操体臨床の基礎の基礎、膝窩ヒカガミの触診」 

 

今年も実りある勉強をしたいと思います。

塾SOTAI 2017年12月

2017年の大晦日を迎えました。

東京操体フォーラム実行委員会は午前中は、来年のフォーラムに向けての打合せ、午後は今年最後の「塾SOTAI」です。

 

年の最後に色々と興味深い「たのしい課題」がぽんぽん出てきました。

 

操体は来年もますます進化していくようです。

 

「ラクな法に動かして瞬間的に抜く」のが、21世紀の臨床としては少し大雑把なのは当然として、「楽な動きと快適感覚の違い」「皮膚へのアプローチ」も我々の間では「当然」になってきています。

 

春のフォーラムのテーマは「スポーツ障害と操体(仮)」です。

 

今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願い致します。

 

畠山裕美拝

 

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「美しくなる判断がどんな時でもできる」

http://www.nomorerules.net/pickup/eye_silhouette_marker.html

これ、KATEのアイライナーですが、この広告「クッション埋め」を見たとき、

「あ、長井かおりさんの『アイライナーは打つ』をヒントにしてるな」と思いました。

アイライナーを引くのではなく、打つようにしてまつげの隙間を埋めるテクを紹介していたのが前作です。

前作

 

周囲がざわつく自分になる 必要なのはコスメではなくテクニック

周囲がざわつく自分になる 必要なのはコスメではなくテクニック

 

 は、驚愕の内容でした。もともとファンデは塗らず派ではありましたが、目からウロコの内容でした。

 

スキンケアから眉毛まで、はたまた「一度覚えれば一生使える」メイクの仕方。著者は、崩れないメークを提唱し、フルマラソンでも落ちないメイクとか、いざとなったらアイメイクを残して後は拭き取って、一晩寝ても大丈夫だったとか、自身の顔を実験台にして色々やっています。

 

「愛され顔」とか「モテメイク」ではありませんが、一度覚えれば一生役に立ちます。

 

何度かプロにメイクしてもらったことがありますが、「こんなに眉毛太く描くか?」とか(眉毛を太く描かれすぎてほぼ別人状態)「こんなに塗るか?」みたいな。

(あ、写真撮影用なので、厚塗りは当然なんです)

 

これは「普段汎用」の万能メイクです。

 

というわけで、本屋をぶらぶらしていて第2弾を発見!

 っていうか出たの8月?(気がつかなかった)

こんなことでよかったの! ? 96のメイクテクニック 美しくなる判断がどんな時もできる

こんなことでよかったの! ? 96のメイクテクニック 美しくなる判断がどんな時もできる

 

前作は大反響だったようです(いろんな年齢の人に読んで欲しいと思います)。

そこから得た疑問質問をベースにして書かれたのがこの2作目。

今回は、リクエストにもお応えして、「男ウケメイク」「女子ウケメイク」。

 

私は早速頭皮ケア用にパドルブラシを買うことにしました。

 

読書日誌12月

12月21日は、今年最後の断易の授業でした。

そこで紹介していただいた本を早速購入。

 

完全詳解 密教占星術奥義 破門殺

完全詳解 密教占星術奥義 破門殺

 

密教占星術の本です。なんと経本と命盤がついて、すごいボリュームです。

破門殺というのは、大凶運の時期なのですが、その時期をどう乗り切るかという説明が詳細に書かれています。 

 

 そして、「修証義」関係を読んでいます。年明けにレポート書くし。

「そのままのあなた」からはじめる『修証義』入門 生死の問いを31節に学ぶ

「そのままのあなた」からはじめる『修証義』入門 生死の問いを31節に学ぶ

 

 

修証義十二か月 (曹洞宗宗務庁)

修証義十二か月 (曹洞宗宗務庁)

 

 

 

 

 

カンフー ヨガ

KK適塾の後、六本木に移動し、香妃園で鶏煮込みそばを食べて、次は

ジャッキー・チェンの新作です。

公開初日に観に行っちゃいました。

kungfuyoga.jp

 

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六本木ヒルズからみる東京タワー。思った程(笑)カップルはおらず。

 

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色々なものがアリアリのポスターです。

 

 

ジャッキー演じるカンフーの達人@考古学者と、ヨガの達人@実はインドのプリンセスが、マガダ王国(仏教好きなら知ってるマガダです)の秘宝を探すというお話。

 

この秘宝が、インドと中国の仏教の行き来にも関係しているわけです。

 

ジャッキー(考古学者)が「 ボク、インディ・ジョーンズ」とボケをかましたり、ドバイでのド派手なカーチェイス(何故かライオンも出てくる)など、「ワハハ」と面白がっているうちに、ついに秘宝の在処がわかるわけですが、その秘宝とは(ネタバレなので書きません)。。

 

そして最後は、まさかのインド映画風エンディング。敵役のインドのイケメンも混ざっての大団円のダンスで終わりました。

 

踊るジャッキーもなかなかよいです。

 

お正月らしい、目出度い映画です。