二日目です。
三浦先生が介助法の指導中。
二日目です。
三浦先生が介助法の指導中。
2018年4月30日、2018年春季東京操体フォーラムは無事終了致しました。
ご参加ご出席の皆様には心より御礼申し上げます。
「スポーツ障害と操体」というテーマでしたが、
実行委員のタスクフォースチームの中から、中学高校とずっとスポーツをやっていて、怪我のために結局はやめてしまった、という体験談や、小学生、あるいは中学生の年代におけるスポーツ障害への対応、また、健康のためにはじめた太極拳で膝を痛める話など、様々な話題が提供されました。
また、赤ちゃんが無意識に、どのようにからだを使っているかという考察や、利き手と利き足、軸足の関係性など、実際の臨床にすぐ活かせるようなヒントもありました。
そして、三浦先生が「第五分析」(未公開メソッドです)について触れ、実際に試し、操体のさらなる可能性を見せてくれました。
7月16日(海の日)は、三浦寛先生が終日操体について語る「操体マンダラ」、
11月23日(勤労感謝の日)は、秋のフォーラムです。
操体臨床家の登竜門、操体法東京研究会の定例講習が8月から開講予定です。
今年で設立41周年を迎える、歴史ある講習です。
そういう私もここの出身で、なおかつサブ講師として参加しています。
「簡単に」「手軽に」「安価で」「短期に」というようなものもありますが、
「人様のからだに責任をもって触れる」という操体臨床をマスターするには、やはり時間が必要です。
というのは、まず、今までのからだのクセを再構築し、操体的なからだを作ります。
操体はセルフケアもできますが、まずは施術者自身のからだを壊さないためのベースを作るのです。
というわけで、5月3日~5日に開催の「GW操体法プレミアム・ベーシック講習」
で、ちょっと操体の世界をのぞいてみませんか。
毎年、プレミアム・ベーシックを受けて、納得してから定例講習を受ける方が多いのも特徴です。
こちら、
まだ間に合います。
お待ちしてますよ。
今日は、色々用事を済ませてました。今週末から週明けは、東京操体フォーラム、GWはプレミアムベーシック講習と、なんだか色々詰まっています。
まつげのエクステのお直し、東京藝大美術館でやっている「東西美人画の名作」。5月6日までなので、行って来ました。
上村松園の「序の舞」のホンモノは、初めて見ました。
モデルが何人かいるそうですが、三浦先生の患者さんに、モデルの一人がいたそうです。当時相当お年を召していたそうですが、品のいい美しい方だったそうです。
菱田春草なども出ており、また、なんと音声ガイドが無料でした。
ガイドは竹下景子さん。行ったら是非聞いてください。なかなかいいガイドです。
しつこいですが、5月6日までです。
そして、
パスポートを見たら、有効期限が迫っていることが分かり、交通会館のパスポートセンターへ。
混んでるかと思いましたが、空いててよかった!
27日からは
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_paddington/
パディントンの生誕記念の展覧会が始まります。私は小学生の頃からのパディントン好きなのです。惜しくもマイケル・ボンド氏は昨年亡くなったそうですが、パディントンは不滅です。
私が英文学を勉強したのは(日本史オタクなのに)パディントンの影響があるのかもしれません。
海外に行くと、へんな日本語Tシャツや、へんなタトゥーを見かけることがあります。
「うわ」と思ったのは、背中に大きく「金」(肩甲骨の間に「人」が収まっている)というのでした。
友人は「便所」を目撃したそうです。
以上2つはタトゥーです。
ある、操体関係のイベントで、私は「へんな日本語、あるいは漢字Tシャツ」を見た時のような感じを覚えました。
やっている本人は真面目にやっているのですが、どうもどこか履き違えている。
でも、申し訳ないけれど、あまりにトンチンカンなのです。
ちなみにそのイベントに参加したことがある、と言う方に「何か違和感とか感じませんでしたか?」と、聞いてみましたが、感じなかったと聞いて、結構ショックでした。
あれが普通だと思っている人は、そうなのです。
また、そういう人は、新しいことを知ろうとはしません。これは経験上、間違いありません。
これは、知ってしまったら、自分の今までの常識が、ガラガラと音を立てて崩れてしまうから。それが怖いので、へんな日本語Tシャツみたいな操体にかじりついているのです。
それもまた、その人の信念なので、否定はしません。
しかし、部外者から見ると「へんな日本語Tシャツ着てるな」と思われます。
操体の未来を考えるなら、へんな日本語Tシャツを着てる、と思われてはいけませんし、若い人が魅力を感じるような、努力も必要です。
講習受講希望者には、どうして操体を勉強したいのか、目的を聞きます。
理由ベスト3に入るのは
「本を読んでもわからない」
これは当然です。「万病」のイラストなどは、わざと分かりにくくしているのでは!と思うようなところもあります。
写真は、写りの良さを優先して、操者と被験者のポジションが正確ではないものもあります。
もう一つですが、
「きもちいいほうに」と言われても、という話です。これはつい最近個人レッスンの受講生から聞いたのですが、某団体、操体とか温熱とか色々なものを組み合わせてやっているところで、操体の講習を受けたのだそうですが、
辛いのに「気持ちいいですか」とか「気持ちいい方に動いて」と言われて、
操体が嫌いになったそうです。
汗
しかし、セルフケアをしたいので、操体を勉強したいので、来ました、とのことでした。
そりゃ痛いとか辛いのに「気持ちいいか」と聞かれたら、私だって腹立ちます(笑)。
要は、指導者が、操体を理解していない(第1分析と第2分析を混同している)か、教えてるだけで、臨床(患者様やクライアントを診る)をやっていないか、です。
また、健康体操として操体を捉えているか、です。
健康体操に来るような人は、基本的に元気なので「気持ちよく伸びて」「気持ちいい方に体を動かして」と、指導されても、元気だから大丈夫なのです。
このあたりは、健康体操的操体と、臨床的操体の線引きをする必要があります。
健康体操的操体をやっている方は、もう少しそこを考えてください。
ギックリ腰で「あたたた」という人が、健康体操的操体を指導者のところに行っても、対処できません。
動けて体操できる人を相手にしているからです。
どう、対処すればいいか。
http://blog.teizan.com/entry/2018/04/06/092409
GW操体プレミアムベーシック講習は、2018年5月3日(木)〜5日(土) の三日間の開催です。
臨床に活かしたい、本を読んでもわからない、気持ち良くって言われてもなあ、という方、毎年
「積年のナゾが解けました」という声が上がっています。
また、9月開講予定の「操体法東京研究会定例講習」(告知はこれから)への参加を考えている方、質問疑問が解決するいいチャンスです。
足趾の操法集中講座、5月から第1、第3日曜の午前中(9時〜12時)の開催になります。
新規受講生、絶賛募集中です。
ご家族のケアをしたいとか、スポーツをやっているお子さんのケアをしたいという方なども参加しています。
今日の講習で、聞いた話です。
受講生のKさんは、毎日お子さんに足趾の操法をやっているそうです。
息子さんがこれまた原始感覚(快か不快かききわけるちから)が鋭いというか、要らない時は
「今日はいい」というのだそうです。
なお、お子さん達は去年の秋のフォーラムで、三浦先生はじめ実行委員の「足趾」を体験しているので「どこそこが違う」と、批評してくれるのだそうです。
これ、上達のコツです。被験者が「模範実技」を体験していると、厳しい評価をしてくれるのです。
そして昨日息子さんが発熱したのだそうです。明日(今日ですね)、お祭りなので、元気になりたいと、昨日は早く寝たそうなのですが、途中で起きてきて
「足趾やって」というのだそうです。
Kさんは「熱があるのに大丈夫かな」と思ったそうですが、
「やって欲しい」との願いに試してみました。
「すごい効いてる」とのことでした。
結局、親指を終えた後
「もういい」とのことで、終了。
今朝は熱がすっかり下がって、元気になったとのことでした。
この場合、例えば感染症や重篤な場合は別ですが、本人が「やって欲しい」と言っているので、からだの要求に応えて構いません。
それにしても、足趾はスゴイね。
葛岡霊園、愚鈍院墓苑をパノラマで撮ってみました。