操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

伝統療法カンファレンス2017

2017年9月1日、三浦寛先生、東京操体フォーラム相談役、新部健太郎氏、実行委員の瀧澤君、寺本君、そして私の3人は、北千住駅で駅弁を買い、今年から開通した会津若松直行の「アクティ」に乗り込みました。

 

f:id:lovecats:20170913114558j:image

今年は、東武で開通SL「大樹」が走るそうで、看板が目立ちます。

 

「アクティ」は、新しい車両で、かっこいいのですが、「けごん」のように食堂車がなく、車内販売がないのが残念です。なので北千住で駅弁を調達するわけです。

 

f:id:lovecats:20170913115237j:image

 私は「はらこ飯弁当」。

 

北千住から会津高原尾瀬口まで直通というのは便利ですね。

 

皆で駅弁を食べつつ歓談しているうちに、会津高原尾瀬口に着きました。約3時間です。

 

それから駅前の、お母さんが一人で切り盛りしている蕎麦屋で美味しいお昼をいただき、駅のお土産売り場で、「オバマさんがダボス会議で飲んだ」という冷酒を買いました。

 

そこからホテルの送迎バスで、会津高原ホテルに到着です。

 

f:id:lovecats:20170913120726j:image

ろj

 

 

仏教塾のレポート。

f:id:lovecats:20170816092926j:image

 

東京国際仏教塾のレポートを、8月中に書いてしまいたい。

 

というわけで、参考図書を駒場図書館へ借りに来ました。

 

蓑輪顕量先生、東大の先生なので、図書館に本がある。他の参考図書もあったので、助かるなあ。

 

読むの大変そうだけど(笑)

 

 

 

続報「女の機嫌の直し方」

 先日の「塾SOTAI」で、実行委員賢人組の半蔵氏が紹介してくれた、黒川伊保子さんの「女の機嫌の直し方」、もう、電車の中で爆笑しそうになった。

 

 

 

 

メールマガジンか何かで、シマジ先生が「バーのママ効果」のようなことを書いていらした記憶があるが、バーのママの役割は、共感して、話を聞いてくれるところだ。

まず、これをアタマに入れてほしい。

 

そして一週間後、東京操体フォーラム実行委員勉強会があったのだが、

 

明らかに読んだ人と読まない人がいた。

 

読んだ某氏は、帰宅時間が遅れた際、本の通りに素直に対応したところ、見事、奥方の機嫌を損ねずに(映画、マトリックスのようにね)済んだという体験談を披露してくれた。

 

 

一方、読んでいないメンバーであるが、

個人的には「いちばん読んで欲しい面々が読んでない(笑)」と、思った。

★すんません!

 

彼らが読まなかったのは
「今の自分とは関係ない」(別に女の機嫌を直したいという必要がない」
「そもそも女の機嫌など直す必要はない。機嫌が悪くなったら黙らせる」
というスタンスではないかと思われる。

 

今、必要ない?

と言っても、嫁がいなくても、患者さんやクライアントに女性はいるだろう。

 

別の人で「自分のクライアントはおばあちゃんばかりだから」と言った輩がいたが、おばあちゃんだから、もっと必要なのだ。

 

また「女の機嫌なんか直す必要はない」と思っていて、今は平気でも、相手は我慢して我慢しているかもしれない。

 

熟年離婚などは、この結果ではないかと思う。

 

先日、師匠の猫がスネて棚の奥に潜ってしまった。
私は「機嫌そこねたんですかねえ」と師匠に言った。

女性脳的にはここで「そうかもね」と、共感してもらえれば、私も納得?するのだが、師匠は

 

「そんなの、猫に聞け」と言った。

 

私はここで爆笑しそうになった。典型的な男性脳的返答である。

 

注:  臨床時には、我々は中性的な脳になる。特に操体は、女性脳的な使い方をする。師匠は、臨床時に「女性脳を使う」ので、普段は男性脳っぷりを発揮しているのかもしれない。

 

なお、私はバツイチだが、離婚を決意したエピソードのうちの一つを紹介しよう。「そのうちの一つ」である。

 

海外旅行と、優待が当たったので、モト夫と、その後輩夫婦で海外に行くことになった。

その時、成田空港のカフェで、モト夫は飲み物を買った。四人いるのに「自分の分と後輩夫婦の分だけ買った」のである。

 

私はもちろん激怒した。

 

もう帰ろうかと思ったし、海外旅行も全然楽しくなかった。

 

その後半年位で離婚した。

 

私も、なんであの時あんなに腹が立ったのか、よくわからなかったが、納得した。

 

こんな時は「ツマ」を最優先にしないといけないのだ。

 

こういう場合、日本の男性は、近しい女性を後回しにしたりするが、「オット」「彼」は、ツマや彼女を優先するのが、正解である。他の人は、ツマや彼女を優先することについて、褒めはするが非難はしない。

 

★人前で、自分の妻なり彼女を「下」に扱って、「この男はすごいやつだ」と思われることは、まずない。

 

★「男尊女卑」主義者は流行らない

 

シマジ先生も、メルマガに「愚妻」と書いていらっしゃるが、最近は資生堂福原義春ご夫妻を真似して、奥様には「ですます調」でお話をされているとか、年の瀬のコンサートには必ずご一緒するとか、一ノ関に行かれる場合などは、気を遣っている感を感じる事ができる。

 

そして、私がこの本を読んでもう一人思い出したのは、松岡正剛校長である。

(畠山はISIS編集学校に在席しており、未詳倶楽部にも入っている)から、

 

松岡さんは、お話する際、

「そうだよね」

 

と、共感なさるのである。

 

「それは違う」「でも」というような「相手の意見を最初から否定する」という言葉は、使わないのである。

 

お〜!

 

あの「そうだよね」が、松岡さんの秘密だったのだ!

 

 

操体臨床見学の巻。

夏期講座二日目。

私自身も、師匠である三浦先生の臨床を見学することはあまりないのですが、今日は、講習の際に、臨床を見学することになりました。

 

受講生にとってもいい勉強になりますし、

 

★こんなチャンスは滅多にありません(定例講習の受講生もそんなチャンスはありません。今回参加なさった方々はラッキーというか、この患者様に御礼、ですね)

 

また、最近、私のところにはPT(理学療法士)の方が講習や施術を受けに結構いらっしゃるのですが、三浦先生の患者様は(今日が二日目)奇遇にもPTの方でした。

仕事中、脳性麻痺の患者さんを支え損ねて、肩を痛めてしまったのだそうです。

 

治療の最中に、激しい無意識の動きが起こったり(本人もあとで驚いていました)、手が肩まであがったり・・・。

 

いい勉強になりました。

ありがとうございます。

 

 

f:id:lovecats:20170812103455j:plain

 

 

 

 

 

 

f:id:lovecats:20170812103501j:image

 

 

 

ひかがみの触診

今日の午後のラストは『視診触診』。

 

三浦先生にも登場頂いて、ひかがみの触診。

ひかがみの触診」にも、「作法」があります。

形が美しいということは、ちゃんと出来ている(からだの使い方、動かし方ができている)ということ。

 

ひかがみの触診」で、その人の『操体のレベル』がわかります。

 

 

f:id:lovecats:20170811172813j:plain