操体法大辞典

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ホーメイ。南シベリアからの風

 

 

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7月24日、トッパンホールにトゥバからやってきたホーメイのグループ、

の来日公演に行ってきた。私は師匠を途中で拾い、江戸川橋から現地に向かった。会場で、フォーラム実行委員若手の瀧澤、寺本両氏と落ち合う。

トッパンホールへは初めて行ったのだが、立派なコンサートホールである。普段はアコースティックな音を響かせているのだが、今回は六角形のスピーカーで音を増幅していた。

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★エスカレータ上から

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★開演前。ステージをのぞむ。白いのが六角形のスピーカー。

ホーメイとは、ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる歌唱法のことだ。

そして「日本トゥバ ホーメイ協会」の会長は、東京操体フォーラムの相談役であり、操体法東京研究会の先輩であり、ヴォイス・パフォーマーにして、36年の活動履歴をもつベテランバンド、ヒカシューのリーダーである巻上公一さんである。

また、東京操体フォーラム実行委員の若手、寺本君は巻上さんのホーメイの生徒でもある。というわけで、私も何度か聞きに行っているのだが、その波動にはまる人が多いというのは、よくわかる。

http://youtu.be/cUFl6aUJXoc

上記はリンクだが、どんなものかよくわかる。私は低音(うなりダミ声)は結構好きなので(メタルなんかは多いですね。ジーン・シモンズとか、トム・キーファーはうなりダミ声だし)堪能してきたのだった。


フーンフールトゥ来日しました - YouTube

彼らはソ連崩壊後に結成されたそうで、ソロが多いホーメイのアーティストの中で、ロックバンド編成?というのは珍しいそうですが、最も愛され、最も影響があるホーメイのグループなのである。

四人のメンバーは、コーカサス系っぽいとか、朝青龍顔とか、中国系っぽいとか、孔子っぽい(どういう分け方だ)、非常に個性的。

ステージの最中、歌い手は手を耳に当て、電話をしているようなアクションをとるが、あれは自分が出している倍音を確認している、つまりモニタリングしているのだと、ホーメイに詳しい寺本君が教えてくれた。

チャクラに響くというのはこういうことなのだ。

なお、今回の来日はフジロックに出演のためで、ライブは今回1回限りとのこと。

貴重な体験だったのである。