操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

伝統療法カンファレンス2015 その2

さて、筋整流法の腱引き体験にやってきた。

畳敷きの広間に敷物が敷いてあり、
問診票に名前を書く。
私は別に辛いとか痛いところはないので
全身の調整ということでお願い。

最初に左側を下にして休む。
割と痛い?というイメージがあったのだが、
そんなことはない。
また、強さは大丈夫か聞いてくれる。

 

臀部と腰は「おおっ」と、来たが
顔をやってもらった時は寝るかと思った。

 

実は、上手い人がやると、痛くても
それは一瞬だし、きもちよかったりする。

 

操体の「ひかがみ」の触診などでは
逃避反応が起こる程「一撃」でやる。
私達はその一瞬の逃避反応を見て、
瞬時に動診を考えることもある。


一瞬である。
私はこれを「秒殺」と言っている。
下手なのは「生殺し」と言う。

 

私が腱引きを受けたのをきっかけに、
フォーラムのメンバーも続々と腱引きを
受けに行った。

皆「体験してみないとわからないものですね」と言っていた。

 

同時に、筋整流法の皆さんも、足趾の操法®を受けにきてくれた。
皆さん、きもちよさを味わっていただいたようである。

 

互いに他流の施術を、お金を出して受けるというのは
とても勉強になるのだ。

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足趾の操法®施術中。

伝統療法カンファレンス2015 その3

今回の会津アストリアホテルは、標高1000メートル近いところにある。
実はスキーリゾートだ。


勿論、売店や自販機はあるが、基本的に徒歩圏に
店があるわけではないので、たのしみは食事と風呂と宴会である(笑)

 

土曜の夜、カンファレンスのプログラム終了後、
ホテルの外にある「白樺の湯」という温泉に行った。
地元の人も来ており混んでいたが、
少しお湯に浸かっただけで、その保温効果に驚いた。

そして、宿泊参加者が集まって、会食となった。
ビュッフェ形式で、南会津の名産品や、
福島の郷土料理が出た。

 

私は東京生まれだが、
両親は宮城である。
仙台の名物に「おくずかけ」というのがある。
うちでは、お彼岸に作るが、
まめ麩(仙台麩)と、こんにゃく、
人参、さつまいも、ごぼうなどの野菜を
四角あるいは小さく切った、すこしとろみのついた汁だ。

会津では「こづゆ」というのがある。
まめ麩が入っており、茄子とか大根とか人参とか
入った、やはり具だくさんの汁だった。

その他、マイタケの天ぷらとか、イワナの唐揚げとか
地元の料理をたのしんだ。

そして最近会津では「味噌カツ」なんだそうである。
また、南会津の近年の特産品であるトマトを使った料理が
紹介された。

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トマトの冷製パスタ。

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これは蕎麦粉を練って餅状にしたものに、黒いすりごまと砂糖をかけたもの。
普段食を禁じたので「はっと」「はったい」というらしい。

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多分上新粉を練って蒸かしたものに、五平餅のような香ばしいみそあんがのっている。

 

そして、ここには写っていないが、
福島のお酒(熱燗)も登場。

そして、ここで面白いハプニングが起こる。