農文協、書籍案内欄参照。こちらはまだ訂正していません)
「万病を治せる妙療法」など、農文協から出ている操体法関連の
書籍が何冊か、『愛憎版』として、字もサイズも大きくなって
新装発売されました。
内容などに特に改定はありません。操体の考え方を学ぶには
一般書としては最適かもしれません。が、内容的には、お年を
召して、引退されてから、橋本敬三先生が「動きより感覚の勉強をしなさい」とか「口絵の基本運動には間違いがある」「呼吸は自然呼吸でいい。何故なら感覚の聞き分けが鈍くなるから」
などの、本を出されてからの、後の言葉、訂正は入っていません。
しかし、息食動想の理念、からだの使い方、動かし方など、
操体の理念はしっかり書かれていますので、入門書としては
お勧めです。
難点は、操法のイラストが大雑把(?)なので、力加減とか、
スピードなどがわからない、操者側のポジションが明確に書かれていないなどの難点はあります。
(現代農業、という雑誌に連載されていたものを、まとめて
編集されたものです。