操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

言葉の誘導(動診と操法)

自分でも復習と、リマインダー代わりに書いている。

言葉の誘導の学びに参考になれば幸いだ。



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動診時に使われる誘導語

・ゆっくり

・からだにききわけて

・感覚をききわけて

・具体的な連動の誘導

  (腿の内側が伸びるように)

  (からだの中心、腰を使って表現してみてください)

  (腰が右(左)に捻転(ねじれて)して、背中が伸びるように)

・不快な感じがなければ、もう少し表現していただけますか?

・きもちよさ、ここちよさがききわけられたら教えていただけますか?

・きもちの良さがあったら教えて下さい

(手で合図して下さい)



・そのきもちよさ、味わってみたい要求がありますか?

 からだにききわけて



★動診時は「ゆっくり」「からだにききわけて」「表現して」



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カラダが『味わってみたいです』というONのサインを出したら

そこからが操法。



ここからは

きもちよさがききわけられたのだから

『きもちよくからだの造りを操って』

『きもちよさにゆだねて』



『一番きもちのいいところでたわめて』

『きもちよさが消えてくるか落ち着くまで十分味わって』

『きもちよく、全身のちからをほどいて』



『きもちのよさが消えたあとのカラダの要求に従って』



と、脱力にハコぶ。