操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体実施施設について

自分の家の近くで、操体を受けることができるところはありますか?

近くで、操体法の講習を受けることができるところはありますか?



という質問をよく受ける。



できれば、近くの信頼おける先生を紹介したいのだが、いかんせん関西や、西の方は知っている先生がなかなかいない。いらっしゃっても

数に限りがある。



TEI-ZANのサイトにも操体関係の相互リンクのコーナーがあるが、人様のボディに触れさせていただくという性質上、直接知っていて、信頼関係がある、あるいは自分の受講生のサイトは、掲載している。



また「操体ならみな同じ」なわけではないからというのも、その理由の一つだ。



いつ、誰に、どれくらいの期間学んだか、で違ってくるのである。



これにはインターネット以前からの経緯がある。

操体法のある本に、「操体法実施施設一覧」が載ったことがあった。ところが、その本を読んだ人がそこに連絡をとると、実際は操体をやっていないというケースが余りに多く、クレームが出た。それで現在その本には、実施施設一覧は掲載されていないのだ。



試しに、Mさんにお願いして、ネット上で操体、あるいは操体法というキーワードで検索するとヒットするところの一覧を作ってもらった。



見てみると、半数以上は知っている人だった。



その中には5年以上前に私のところで講習を受け、それっきり音沙汰のない人達も何人か含まれていた。

(お付き合いがあるのだったら、リンクしているはずである)。この方々は、まだ私が左右比較対称で瞬間脱力と促す、極めて即効性があるものの、対症療法的な操体をやっていた頃の受講生である。

今現在の講習よりも期間が短く、プログラム内容も全く違う。



それはさておいて、



たまに驚くのは、そのような方々で、臨床家の講習をされている方がいる事がある。それも、私よりも高い料金(爆)を取っているではないか。それは冗談としても、自分が講習会を持ち、人様に指導をするのだったら、少なくとも報告位するのが礼儀ではなかろうかと思ったりする。



ちなみに、こういう方々は「誰に」あるいは「どこで」操体を習ったか書いていないのが殆どである。



何故かというと、黙って教えているか、講師に対して気まずい思いがあるので、書かないというのが本当のところだと思う。