操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

排泄について

操体でいうところの、



息食動想+環境



という最小限責任生活の話をすると、睡眠と排泄はどうするんですか、という人が必ずいる。



睡眠と排泄は一般的には自律可能ではないからだ。これはどちらかというと「快」にダイレクトに繋がるような気もするし、この二つは食べるものが違おうが、民族が違おうが、働きは同じである。



排泄に関しては、最近のデトックス(毒素排泄)の流行でよくメディアに取り上げられているが、先に食について書いた時紹介した本では、おおむね腸内洗浄を勧めている。



世の中に健康法あれど、便秘がカラダにいいとか、お小水を我慢するのがカラダにいいとかという話は聞いたことがない。





私が腸内洗浄を知ったのはエドガーケイシーの本だが、最近ではDr.新谷(http://www.drshinya.com/)の著書の中でも勧められているし、古くはクレオパトラから、最近では故ダイアナ妃や、マドンナが

専門クリニックに通っていたことが知られている。コーヒーを用いるものや、温水、あるいは塩水を入れた水を用いる。



結構前の話だが、虚血性大腸炎になったことがある。また、その後身体を壊して入院したことがあったが、そういうことがきっかけで試してみた。

もともと全く便秘症ではないのだが、からだに関する仕事をしているわけだから、色々試してもいいか、という程度である。



体験談を聞くと便秘が治ったとか、肌がキレイになったとか書かれていたが、もともと便秘ではないのでそのあたりは今ひとつわからない。肌に関してはそれほどトラブルはないし、あまり気をつけていなかったせいもある。



しかし、一つ言えるのは気分はとても良くなるということだ。



私の場合、そんなに頻繁に試したわけではないが、薬局やネットで買えるオリゴ糖入りの缶入り

コーヒーで試してみた。参考図書はこれ。





買ったのはここの製品。

http://www.cafecolon.jp/



私は思い出した頃に試す程度だが、周囲に勤勉な実行者も存在する。



というか、カラダの中に腐敗物を溜め込んでいる人よりも、溜め込んでいない人のほうが気分的に良くないだろうか。



何を食べるか、も大切だが、どうやって排泄するか、というのも大事

なのだ。多分。