操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

波動

前日の27日の講習の時の話になるが、4人の受講生が被験者となって皮膚へのアプローチ(渦状波)を

うけるのを、他の受講生はずっと見学していた。



こういう時、他の受講生の反応はどうかというと、被験者(患者役)のきもちよさが伝わってきて、眠気をもよおして

くるのだ。先生は『操体の治療を見ているということは、治療に参加していること、自分のからだを癒していることになる』と言われた。



これを「気」とか「波動」という場合もあるが、治療を見学していて、見学者まできもちよくなる手技療法が他にあるだろうか。



実は、操者も被験者のきもちよさが伝わってくるので、実はきもちいいのである。