操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体講習記録(2/11編)

土曜の夜、寝相が悪かったのか、暑くて左手を布団から出して寝たのか、日曜の朝起きたら左の肩甲骨周辺に痛みがあった。四十肩?あるいは五十肩?(年齢は関係ないそうで・・・)?!と一瞬考える。

経験上、四十肩五十肩というのは「時間薬」ではないがある程度時間が経つと、放っておいても治るものだ。しかし、放っておくような悠長な事も言っていられない。



自分の感じでは、どうも腕を捻ったまま寝たので、痛めたような感じだ。重苦しい肩を抱えて講習に向かった。



この日は午前中、東京操体フォーラムの実行委員会があり、講習会場にはフォーラム実行委員が集まった。皆東京操体法研究会の同門であり、操体にはひとかたならぬ熱意を持っている方々ばかりだ。



実行委員会では、それぞれの発表内容をお互いに示し、当日の流れを大まかにつかんだ。



その後、午後からは通常の受講生も加わって、介助補助の与え方、決め方の総ざらえ(意識あわせ、というやつですね)を行った。



しかし、きちんと介助補助が「きまる」と美しいものだ、毎回感心する。実行委員の面々もさすがに操体をやりこんでいるだけあって、皆フォームが美しい。



私もずっとその中に入り、モデルをやっていたが、気がつくと肩の痛みが消えていた。

「きもちよさでよくなる」というのはこういうことなのだ。