操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

次元の違うきもちよさ

先日、私自身の操体法講習(ベーシック講習)の時、いらしていた方が後でメールを下さった。その方は動きの操法と同時に、皮膚へのアプローチ(渦状波)も受けたのだが、ストレッチとか伸びてきもちいいちというのとはく次元の違うきもちよさというものを初めて体験したのだ。

操体って、楽なほうに動かしてストン!、だと思っていたんですが、違うんですね」と、書かれていた。



その方は鍼灸師なのだが、残念なことに鍼灸の業界とか柔道整復の業界にいらっしゃる方のほうが、操体に関する認識が古い(楽なほうに動かして瞬間急速脱力)ような気がする。また、そのような体のプロが「万病を治せる妙療法」(農文協)や、「操体法の実際」(農文協)などの一般向け書籍を読んだに過ぎず、それだけで操体操体法を理解されているのは本当に勿体無い。



まあ、そのような中からご自身の臨床をどうにかしたい、あるいはもっと向上させたいと思う方々が操体を勉強にいらっしゃるのだが。