操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

レポートとしめきり。

最近、自分の講習の受講生にはレポート提出をさせている。

レポート作成が目的ではないのだが、私の場合、レポートを出してくれればそれなりに評価する。出さない場合はそれなりに評価する。これは講習後のレポートに限らず、東京操体フォーラムの実行委員に出していただいている『実行委員勉強会レポート』や、お願いする提出物に関しても同様だ。



内容を確認して、勘違いや捉え違いがないか、それを確認するのが目的でもある。

また、出して下さいとのオーダーを守ってくれるか、提出期日を守ってくれるか、それもポイントである。



「月刊手技療法」に連載している『シリーズ操体』の原稿だが、編集部の担当者の事を考えると少しでも早く出そうと思う。原稿の締め切りを守らず、遅れたりすると迷惑がかかるのがよくわかるからなのだ。小説家の先生のところに原稿の催促にいく編集者(サザエさんにでてくるノリスケさんを想像?)

まあ、何かとりまとめをする場合、期限を守らないメンバーが出てくるというのはなかなかストレスフルなものなのだ(笑)



そういえば先週から「足趾の操法集中講座」が始まった。講義が終わる頃、受講生にレポートをお願いした。次週までにメールでも紙でも構いません、目的は理解内容の確認です、と。早い人はその日の夜にすぐレポートを出してくれた。

一週間後の今日、受講生にレポートはどうですか?と聞いてみたところ、きちんとまとめて出してくれた方もいたし、おそらくうっかりしていたのか、レポートがそんなに重要でないと思っていたのか『来週まとめてでいいですか?』という返事が半分以上。それから『絶対出して下さいと言われなかったので書かなかった』というのも。う〜ん、これはどうなんだろう。

子供の使いじゃないんだから、「必ず」という注釈を入れないと、あなたは行動を起こさないんですか、と聞いてみたが、返事がなかった。



それはさておいて、「締め切りは守れ」と教え子には言っている。いつも期限を守る人が、何か諸般の事情で『すいません、今回は遅れてしまいますが』という場合ならこちらも『大丈夫ですよ』と言うだろう。しかし、いつも遅れるとか、遅れるならともかく提出を放棄していたりすると『またか』と思うのは当然なのだ。