操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体関連書籍: 橋本敬三先生を知る方々へのインタビュー

たまに取材を受けることがある。その時師匠も言っていたし、草階文恵女史もそうだと言っていたし、私もそう思うのだが、ライターの方々に『操体とは何ぞや』と言うことを説明するのが一番難しいのである。だいいち、『快適感覚をききわけ、味わうのが操体です』では絶対わからない(笑)



なので、操体に関する取材などの場合は、ライターの方に取材をしていただくよりも、私達に書かせたほうが早いと思う。



それはさておき、今日のタイトルだが、私が書いてみたい本のテーマである。今までも師匠の講演をテープ起こしして編集したりしている(『救いの生命観』収録)。また、昨年は東京操体フォーラムで、今美代子さんと師匠の対談を行った。それをテープ起こしして、編集して『手技療法』の掲載記事とした。これができるのも、私が操体やそのバックグラウンドを知っているからなのである。また、その作業は結構楽しかったりする。編集しながら注釈を入れたりするのも苦ではない。



そうやって考えると、橋本敬三先生を知る方々へインタビューをして、それをまとめてみたい、という気持ちがある。というのは、橋本先生を直接存じあげない世代がこれから主流を占めるということもあるのだが、これはやってみたいと思っている。