操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体法東京研究会定例講習 膝の傾倒2本

週末土曜は「足趾の操法集中講座」で講義、日曜は「定例講習」でサブ講師を担当。

第1第3日曜の講習を受けているのは2年目以上のメンバーばかりで、講義内容は既に第3分析(皮膚へのアプローチ)になっている。私が思うに、同じ第3分析の講義でも、二年前、三年前とは内容は大幅に進化している。私が5年かけて勉強したものを、彼らはおよそ半分の時間で修得しているのではないかとも感じている。これも、皮膚体壁系へのアプローチ法の体系化が進み、学ぶ者にとっては理解しやすくなったこともあるのではないかと思う。とにかく私が学んだ10年前とはレベルが全く違っているのである。



★単に触れればいいわけではなく、その奥に非常に深いものがあるのだ。よく、見よう見まねでトライしても結果が得られない場合があるが、それは当たり前なのである。





というわけで、昨日の講習で撮った動画をアップしよう。これは『膝の傾倒』だ。いわゆる『膝倒し』というのは操体法の中でもポピュラーな動診と操法だが、これは第1分析ではなく、第2分析での膝の傾倒である。