操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2011年第4回足趾の操法集中講座

第4回足趾の操法集中講座



お陰様で「足趾の操法集中講座」も4回目の開催となりました。

基礎(全10回)、応用(全5回)の講習です。

2010年9月、三浦寛先生はじめ東京操体フォーラム実行委員8名は、Sotai Forum in Madrid に出席してきました。勿論我々はスペイン語が話せるわけではなく、通訳を介してのセミナーとなりました。二日目に、この「足趾の操法」のデモンストレーションを行いましたが、言葉の壁を越えてきもちよさがダイレクトに伝わり、大きな反響を呼びました。

足趾の操法は、簡単そうに見えますが、作法、手順があり、それを守った上で行うと、美しいフォームで、効率的に、疲れずに長時間行うことができます。それらのコツも指導いたします。



講習時間内に、三浦寛(人体構造運動力学研究所所長)による、臨床の実際を見学することができます。臨床の見学は、通常の操体法東京研究会定例講習では公開しておりません。第3分析(皮膚へのアプローチ)の先を行く、操体臨床の最前線を見学することが出来ます。



期間

基礎講座:2日19日(土)〜5月21日(土)の間10回(フォーラムなどのため、休講の場合があります)

応用講座:5月28日(土)〜6月25日(土) 5回

時間 13時〜18時(予定)

会場: 操体法東京研究会講習会場

東京都世田谷区三軒茶屋1-30-9 三軒茶屋ターミナルビル34号



受講料:

1.基礎講座+応用講座:30万円

2.基礎講座のみ:   20万円

3.応用講座のみ:   10万円



割引:

1.操体法東京研究会定例講習受講生及び修了生、操体法集中講座受講生及び修了生は、基礎+応用で26万円になります。

2.上記同条件で、基礎講座のみの受講で、18万円になります。



★再受講の場合は、基本受講料の半額になります。

(自己流になっていないか、あるいはブラッシュアップなど)

対象者:操体法の一部である『足趾の操法』を学び臨床に活かしたい方、介護関係、リフレクソロジスト、アロマ関係、整体関係、エステティシャンなど。ご家族のケアに活かしたい一般の方もどうぞ。

足趾の操法とは、橋本敬三先生が70歳から数年間、臨床の場で用いていたものです。温古堂診療所には様々な治療家が勉強に訪れていましたが、その中に足心道の先生がおられました。

橋本敬三先生は足心道を基本に、「揉む」「落とす」「揺らす」の3つをされていました。書籍の中で『趾もみ』と書かれていることもあります。

『足趾の操法』は非常にきもちのよいものであり、これだけでも『快適感覚をききわけ、味わう』という臨床を通すことが可能です。我々は、この『足趾の操法』も、操体の臨床のうちの一つと考えていますが、今回、この足趾の操法に特化した講習を企画することにしました。

更に、身体運動の法則(からだの使い方、動かし方)を学ぶことによって、操者自身が機能的で疲労をためたり、からだを壊したりしないような基礎を修得します。

★足趾の操法の特徴

・快適感覚を患者に味わっていただくことができる。

・足趾はきもちよさの宝庫である

・リラクゼーション効果にも優れている(副交感神経優位に導く)

・足趾はからだの『根っこ』であり、よく診るべきところである

・動きの操法をとりにくい被験者や、要介護者、リハビリ目的、小児、あるいは何らかの理由で言葉が通じない場合でも『きもちよさ』に導くことが可能である。

これを、橋本敬三の愛弟子である三浦寛がバリエーションを増やし『納め』を加えることによって、グレードアップさせました。

『足趾の操法』の一部として『趾(あしゆび)廻し』があります。文字通り「足趾を回す」ものですが、揉む、落とす、揺らす、とはまた違った快適感覚をききわけることが可能です。

片足ずつ行うので、病院のベッドの上や、狭いところでも行うことができます。

講義内容(予定)

基礎講座:

操体理論

身体運動の法則(施術者としてのからだの使い方の作法の習得)

実技(足趾の操法)

触診

実技

応用講座:

実際の臨床への応用

趾廻し

主宰: 操体法東京研究会

講師:  三浦寛(人体構造運動力学研究所 所長 東京操体フォーラム理事長)

畠山裕美(TEI-ZAN操体医科学研究所  東京操体フォーラム常任理事)



お申込・お問い合わせ:

TEI-ZAN操体医科学研究所 http://www.teizan.com/

畠山裕美宛

sotai@teizan.com

〒134-0088 東京都江戸川区西葛西2-22-38-217

Phone: 03-3675-8108 D-FAX:020-4668-4327