操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

高いか安いか

 TEI-ZANのサイトをリニューアルした。携帯の申込みフォームを調整したりいろいろ加工してみたが、wordpressというのは非常に面白いソフトである。
これは、もともとブログを書くソフトなので、外部からのトラックバックが読めるのだが、その中に「操体法東京研究会の定例講習は高い」ということを書いていた人がいた。

ちなみに「価格」とは、人それぞれ違う個人的な感覚である。実は「高い」と思う人は、それに対してあまり興味がないのである。なので「高いから買わないのかな」とか「高いから来ないのかな」と思うのは少し早い。興味がない人は例え半額になっても買わないからだ。自分の趣味や好きなことにはお金をつぎ込む時には「高い」とは思わないのである。
例えば治療費が高いと思うのだったら、保険適用のところに行けばいい。
以前私の友人が捻挫をした際、接骨院に言ったところ、二週間毎日湿布を取り替えに来て下さい、と言われたそうだ。初診料が500円として、治療費が500円、日曜は休みで12日間通うと、約6500円になる。確かに安いことは安いが、会社員や仕事を持っている人が二週間毎日通うのは大変である。私が思うに、待ち時間や通院時間を売っているのである。毎日通院時間と待ち時間を含めて1時間、それを12日くり返すということは、約半日分の時間損をしている。
それだったら、完全予約制で、待ち時間なし、一度か二度の治療で良くなるほうが合理的ではないかと思うんだが。