操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

修了証と卒業証書

 そういえば、修了証を出して欲しいと頼まれ、製作にかかっている。という私は実は修了書をもらっていない。「感覚診断分析操法士」の紙は持っているが、師匠に頼まれて自分で作ったモノである(笑)まあ、確かに欲しい気持ちはわかる。

昨年、健康運動指導士に合格した際、登録料を払った後、巨大な荷物が家に届いた。荷物をあけてみると、豪華な和紙のケースに入った、A3相当の認定証だった。うちなどはマンション住まいなので、家の中に賞状は飾らないが、飾るところもあるんだろうな、と思った。いずれにせよ巨大な荷物なので、再度封をして、しまってある。

面白いのはうちの師匠である。師匠の大師匠、橋本敬三先生が三浦先生に「卒業証書」代わりに渡したのは、「橋本敬三」と書かれた表札である。表札をもらうというのもなかなか面白い。

スペインに行った時、スペインはじめヨーロッパの人達はディプロマ(修了書)が好きだと聞いた。たった1日でも「受けた!」という証拠を欲しがるのだそうだ。中には1日受けただけで「弟子だ」とい輩もいるのだそうだが、習慣的に欲しがるらしい。ということで、多数のディプロマにサインをした。幸い、会社員時代から使っている、アルファベットのイニシャルのサインがあるのでそれを使ったが、師匠と私だけではなく、参加した他の実行委員のサインも小さくちょこっと書く、という風習は面白いなと思った。今年はまた何枚ディプロマにサインをするか分からないが、また沢山書きたいものだ。