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操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

私にとって操体とは 操体は編集である

 2012年春季東京操体フォーラム研究会を2012年4月22日に開催致します。今回は「研究会」。実技指導を行います。初心者歓迎。臨床家から操体ははじめて、という方まで、お任せください。実技を見て、受けてみる、そしてやってみる、という3ステップで指導致します。

10年前に「ISIS編集学校」で「編集工学」の初歩の初歩を勉強した。私がその時思ったのは「操体って、編集なんだな」ということだった。

操体は「編集」である。「守」「破」「離」があり、情報を集め、分析する(診断)。そしてアクションを起こす(治療)。その後の相手の変化に応じて操者は手を変え品を変え、無限の宇宙を紡ぎ出す。編集工学研究所の某氏は、京都の東京操体フォーラムで、三浦先生の「第2分析の行程図」を見て「編集工学にも通じるものがあるね」と言っておられた。

橋本先生は「操体は面白いぞ。一生たのしめるからな」と言われた。全くその通りだとおもう。
三浦先生は定例講習が始まる際「(操体に)選ばれて来たんだね」と受講生に伝える。何となくわかる。

これは私がいつも思う事なのだが、男性が女性を選ぶより、女性が選ぶほうが確実である。確実というか、男が女を選ぶより、女が男を選んだほうが理に適っているのである。

この本のサブタイトル通り「あげまんに選ばれる男が成功する」のではないかと思う。

そして操体は「女性が男性を選ぶような選び方」で、人を選ぶような気がする。「操体様(女神様とか想像していただきたい)」は魅力的だが、なかなか手強い。

どんなに恋い焦がれても「操体様」とは添い遂げられない人もいる
最初はあんなにのめりこんだのに、途中で「つれないヤツだ!」と「操体様」に逆ギレしたりする
テクニックだけ磨こうとすると「愛と神聖なものが足りない」と「操体様」に叱られる
最初はゴリ押しで「操体様をオレのモノにした」と言ったりすると「操体様」は逃げていくのである
いずれにせよ「操体様」のせいにすると、全部「自己責任」として返ってくるのである


哺乳類の場合は、妊娠・授乳期間があるので、メスの生殖リスクがオスのそれに比べてはるかに高い。中略というわけで、哺乳類においては、フェロモン選別は、女性のほうがはるかに厳しいのである。男性は、ごく普通の女性(自分に危害を与えない女性)を、別に激しく嫌ったりはしない。また、一方で「何世代もの輪廻を超えて出逢ったのね、私たち〜」というような“運命的な恋”にも落ちない。男性脳は、そこそこの条件の女性が一途に愛してくれれば、情にほだされて恋に落ちるように出来ているのである。遺伝子的に、激しく選定するよりも、そこにばらまく」ほうが得だからだ。まぁ、ときどき、男性ホルモン・テストステロンがいたずらして、めちゃくちゃ激しい妄想に落ちるときもあるけどね(恋は脳科学的には見も蓋もないのである。ごめん遊ばせ)。ちなみに悪女というのは、この、テストステロン系の妄想を掻きたてるのがうまい女のことをいう。(運がいいと言われる人の脳科学 23ページ)


数年前に婚活詐欺、殺人罪で現在裁判中の木嶋佳苗被告。私は「テストステロン系の妄想を掻きたてるのがうまい女」という言葉にピンときた。決して美人とは言えない彼女は多分この類の女なのである。

話がちょっと飛んだが、操体を勉強したおかげかどうか知らないが、私は「脳の男女差」に非常に興味がある。操体の世界自体男性社会だし、私自身女性と仕事をしたというよりも、男性と仕事をした経験のほうが長い。いずれにせよ、同じ人間なのにどうしてこうも思考体系が違うのか。この辺りは「陰陽」や「女性原理」「両性具有性」などに繋がってくる。本当に操体は次から次へと面白いことを教えてくれる。

私は視診触診は昔から得意だったのだが、手が人より小さくて短い。男性に比べると身長もパワーも足りない。私の肩甲骨の小ささは、昔から笑いのネタになる位である。「女で小柄で運動が苦手で手が小さくて短い」というのはあきらかにハンデである。
私はこのハンデを少しは乗りこえたと思っている。

その乗りこえ方はここには書かないが、知りたかったら伝授してもいい。

先の本(運がいいと言われる人の脳科学)こんなことが書いてあった。何だか少しうれしくなった。最初から全部できて得意じゃなくてもいいのだ。

そう考えると、いいプロとは、生来の才能の他に、「どうにも苦手だけど、したくてたまらないこと」=憧れを併せ持っている者を言うのではないだろうか。若いうちは生来の才能で輝き、その水面下で苦しんで手に入れた才能によって、やがていぶし銀の輝きを呈するようになる。後天的に手に入れた才能は、ぶれにくく、微調整が利く。経年劣化が少なく、ことばにしやすいので、哲学として語ることができ、後輩を育てる重要なキーにもなる。もし、あなたに、仕事で、「どうしても苦手なこと」が、あるのだとしたら、幸運である。この道のプロとして、長く活躍できる。人生とは、やっぱり一筋縄ではいかない。(運がいいと言われる人の脳科学69〜70ページ)






















評価:

松岡 正剛

朝日新聞社



¥ 672


(2001-02)


コメント:「編集工学」の入門編。








































評価:

中谷 彰宏

中谷彰宏事務所



¥ 1,050


(2008-11)


コメント:世の中には「運のいい男」「悪い男」がいるのではなく、「あげまん」と「さげまん」がいるという。あげまんに選ばれる男が成功するのはどうやら本当のようだ。






































評価:

黒川 伊保子

新潮社



¥ 452


(2011-11-28)


コメント:今年に入ってからベスト3に入るインパクトある良書。運がいいと言われる人の脳には共通点があるのだ。