操体法大辞典

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この春に旅行するなら、どこにいきたいですか?

この春に旅行するなら、どこにいきたいですか?

このブログのお題である。どこに行きたいか。私は仙台に行きたいと思う。もう数え切れないほど行っているが、去年は2回しか行っていない。

昨年末行った時は、少し賑わいを取り戻していたように見えたが、やはり街は少し暗かった。

仙台に行くというのは私にとって普通のことにもなっている。東京から二時間かからないというのもいい。駅弁を食べて本の一冊でも読めばすぐ着いてしまう。泊まるところも、行くところも大抵決まっている。

大抵は「る〜ぷる」という周遊バスに乗って途中下車しながら仙台をまわる。このチケットを持っていると、瑞鳳殿の拝観料が安くなったり、大崎八幡で特製絵はがきのおまけがついたりする。温古堂のある常禅寺通りも通る。途中下車すると3時間から4時間は楽しめる。
青葉城跡は一人で行くと何だか寂しいが、大勢で行くと楽しい。大崎八幡と瑞鳳殿は一人でゆっくりしてもいい。仙台市立博物館のミュージアムショップでは、いつも色々買い込んでしまう。

仙台の駅ビルで殆どの用事は済む。
ずんだ餅、笹かまぼこ、牛タン、白松ヶモナカ、どらやき、長茄子。私は大抵「鐘崎」で「いぶり笹」というのを買う。小ぶりの笹かまで、中にチーズ、サラミ、わさびチーズが入った三種類がある。
大抵の土産物はここで揃う。

うちの屋号「TEI-ZAN」は、伊達政宗公の諡号「貞山公」から頂いているので、仙台に行ったら必ず瑞鳳殿に行く。いつもここでお香を買うのだが、この前行った時生産中止になったと聞いた。爽やかな香りのお香で、少し残念だ。

ちなみに、この瑞鳳殿の下に喫茶店というか甘味処がある。私はここで大発見?をした。
私は東京生まれだが、両親は気仙沼生まれで、思いっきりの東北ブラッドである。そして、お彼岸には絶対出てくる料理があった。豆麩や人参、こんにゃく、さつまいも、ごぼう、仙台麩、椎茸などを細かく四角に切り、醤油と砂糖で味付けし、片栗粉で軽くとろみをつける汁だ。私はこれが大好きなのである。妹はこれが嫌いなので、「今食べるのはあんただけだね」と母に言われる。
私は長年この料理の名前を知らなかった。母親もどうやら名前を知らないらしい。

大発見?というのは、この御霊屋下の甘味処の看板だった。どうやら私が好きなあのつゆは「おくずかけ」というらしい。