読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体とダイエット。

操体でやせますか?ときかれることがある。やせます。ただし条件があり「息食動想」のバランスをとること。

私は162センチ、43キロである。体脂肪率はもう少し増やしたい。15年程前、ストレスで48キロくらいまで増えたことがあるが、それ以外は高校時代から変わっていない。

胃腸があまり丈夫ではないせいも、あるかもしれない。

私はやっていないが、三浦先生はじめ、東京操体フォーラム実行委員諸氏のなかには、「一日一食」を実行しているメンバーがいる。
また、橋本先生、三浦先生にならって、断食にトライしたメンバーもいる。

操体は、コアマッスルを使う。操体の講習の様子は、まるで武術の鍛錬のようにも見える。そのせいか、東京操体フォーラムの実行委員の中には、太っている人はいない。考えてみると、他の操体実践者の方で、太っているという方はあまり思い当たらない。

操体をはじめてから、30キロ自然減量したというメンバーもいる(「月刊手技療法」の連載記事あり)。

この話をすると、メタボ予備軍の方に「何ヶ月で何キロ痩せるのか」と聞かれることがあるが、痩せようとおもって痩せたのではなく、からだのバランスが整って、からだの要求してくる食欲に従い、コアマッスルを使うからではないかと思う。

  • バランスがとれるので、食欲のコントロールができる
  • コアマッスルを使うので、代謝がよくなる
  • 言葉に気をつかうので自分を「太らせるような」ことばを使わなくなる 

「自分を太らせるような言葉」というのをご存じだろうか。

「これ、食べると太っちゃう」「水を飲んでも太るの」というような言葉を多用していると、自己暗示で「太っちゃう」こともあるのだ。 

「お正月太りする」というと、「お正月は太る」という命令が脳に行ってしまう。
 

操体法東京研究会の講習では「難しい」とか「できない」という言葉は使わないよう、指導される。脳は意外と騙されやすく「むずかしい」というと、「操体は難しい」という回路ができあがってしまうらしい。

操体の講習を続けていくと、からだが「操体的」になってくる。そうすると、
自然にしまってくるのだ。また、少しくらい太っていても、その人の適性体重というものがある。こういう時は平均値はあまりアテにならない。

実際、太っていても肌がきれいだったり、健康的に見えるヒトもいるのだ。

私のクライアントの中には、体重が変わっていないのに、周囲から「やせた?」と、聞かれたり「最近キレイだね」と言われたりした、という方もいた。 

 

私は健康運動指導士なので、メタボ指導ができるが、一番お勧めしたいのは、
歩くこと(私は日本ウォーキング協会のインストラクターでもある) だ。

朝早起きして(冬は気温差に注意。夏は脱水に注意)、一時間歩くというのをお勧めする。うちの近所には、ウォーキング用のコースがある。なんと、荒川と中川をはさんで、スカイツリーと東京タワーの両方が見えるという絶景だ。

家から河口まで歩いて、戻ってくると丁度一時間。葛西臨海公園まであるくと二時間かかる。フィットネスクラブのマシンよりも、自然に触れたほうが気分もいい。
また、一定の速度で歩くと、脳内から快感物質が分泌され、気分がよくなってくる(これ、ホントです)。

歩き方も、腕をぶんぶん振らなくていいので、身体運動の法則に従って歩くのがコツだ。