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操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

塾・SOTAIから「サロン・ド・シマジ」へ。

今日は第五日曜。年に何度かある第五土曜の午後は
「塾・SOTAI」が開催される。
これは、操体法東京研究会の定例講習をワンクール終えた者が
それぞれ課題やテーマを持ち寄って研究する、あるいは師匠(三浦寛)が
何か課題を出す、臨床に沿った上級の勉強会である。


最初は師匠の話から始まるが、今日はしょっぱなから
島地勝彦氏の「迷ったら二つとも買え!」の話になった。

迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書)

迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書)

これは、島地氏の最新刊である。

「じかあたり」や、お墓参りの話、お金は循環させるという
話から、人間の生き方、操体の臨床に話が広がっていった。

何度かこのブログでも書いているが、私は「乗り移り人生相談」を、
連載開始当初から愛読しており、東京操体フォーラム実行委員の
若い衆には読めと勧めている。

知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者

知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者

「知る悲しみ」などは男子向けの誕生日のプレゼントにした
くらいである。

というわけで、いつしか師匠もシマジ氏の本を読むようになった。

「美しいものを見たら買う」というのは師匠のポリシーだ。
「迷ったら二つ買う」というのもだ。

というわけで「迷ったら・・」を読んだら、ご本人に会いたくなった
そうだ(じかあたり・・)
また、お世話になった、橋本敬三先生のご子息、故橋本保雄さん
(ホテルオークラ東京の元副社長)を何となく思い出すらしい。
確かにシガーとかお洒落とか山の上ホテルとか、何となくではあるが
何となく(笑)なのである。

副都心線のお陰で、渋谷から新宿三丁目まで7分で着いてしまう。
便利になったものだ。
伊勢丹の本館からメンズ館に移動し、エレベーターで8階に上がった。

8階の一画が「サロン・ド・シマジ」だ。黒が基調になっており、
化粧品、バッグ、万年筆、洋服など、島地氏がセレクトしたものが
並んでいる。
店員さんに聞いてみたところ、島地氏はバーにいらっしゃるというので
扉を開けてバーに入ってみた。
シガーが燻るカウンターの奥に、島地先生がいらっしゃった。
「どうぞ」
「最初は、スパイシー・ハイボールがお勧めだけどそうしますか?」
「はい、お願いします」
スパイシー・ハイボールとは、著書にも書いてあるが、
ハイボールにブラック・ペッパーを振ったものだ。
「ブラックペッパーは胃にいいんですよ」

一口飲んでみると、最後に黒胡椒が舌の上でピリッとする。
確かに食前酒にはぴったりだ(グラスも凝ったデザイン)。

壁には、柴田錬三郎氏の直筆の書がかかっており、
はす向かいには開高健氏の「編集者マグナ・カルタ」がかかっている。

横にいた若い男性に、師匠が話しかける。

「いつもシガーを吸ってるんですか?」
「えへへ、今日初めて吸いました」
彼もきっと島地先生の本を読み、または「乗り移り」を読み、
オトコを磨くために意を決して新宿伊勢丹までやってきたのだろう。
磨けよ諸君!
そうやって、シガーやシングルモルト、本やお洒落にかけたお金は
返ってくるのだ!

師匠が、持っていた「迷ったら二冊とも買え!」を出し、
サインをお願いした。
島地先生も素敵な万年筆をお持ちなのだが(マッカーサーが使っていた
万年筆のモデルとか、キャップレスの万年筆を見せて頂いた)
師匠が持っていた万年筆(ボディが竹で、螺鈿細工がしてあるもの。
銀座伊東屋で購入)を使ってサインをして下さった。
師匠は最後に島地先生と握手を交わしておいとました。
また来ます。
私にせよ、一人じゃ多分バーには入らなかっただろうし、
何だかすごい社会勉強をした気分になった。

ありがとうございます。

 

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カウンターの中で「シマジドール」と、島地先生。
メガネ、沢山お持ちだそうです。

 

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「サロン・ド・シマジ」のバーの前にて。

その後、ショップで買い物を。
文房具に目がない師匠は、インクとファーバー・カステルの
8Bの鉛筆を購入。私もファーバー・カステルの鉛筆は使っている
が、8Bというのは初めて見た(太い)。

私はスカル模様のアーミーグリーンのトートバッグが気になっている。