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操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2014年秋季東京操体フォーラムに寄せて

2014年秋季フォーラム(速報) « 東京操体フォーラム

操体進化論。

第一分析から第二分析。そして第三分析から第四分析。

第一分析から第四分析まで。
これらを一同にご紹介できるのは、東京操体フォーラムのみです。

この進化を目の当たりにし、
それぞれの違いを知ることは、

からだの歪みを正したい
姿勢をよくしたい
操体を体験してみたい
操体に興味がある。自分でやってみたい
本を読んでもわからない
現在操体を勉強中である。あるいは勉強したい
現在、手技療法をやっており、操体も取り入れている
操体の臨床的効果をあげたい
「楽」と「快」の違いをクリアにしたい

これらの課題に答えが出ること。

操体は体系づけられてはいるが、確立されたわけではない。若い人に託す。
操体の創始者、橋本敬三先生の言葉です。

橋本先生ご自身も、その長い医師としてのキャリアの中で、操体をバージョンアップさせ、進化させていきました。

 

今回の東京操体フォーラムでは、
操体がどのように進化していったのか、時系列でご紹介致します。

 

楽な方に動かして瞬間脱力する、楽への問いかけから(第一分析)
一つ一つの動きに快適感覚の有無を問いかけるものへの変化(第二分析)
楽への問いかけと快への問いかけは、異なります。

また、動けない、急性期の症状疾患を有するクライアントに対して生まれたのが
刺激にならない皮膚へのアプローチ(渦状波®)です(第三分析)

 

近年、皮膚への刺激を用いた類似のものをみることがありますが、渦状波®は全く違うものです。

そして、まだ謎に包まれた箇所が多い第四分析。

般若身経。

般若心経ではありません。身体運動の法則(からだの使い方、動かし方)を、世界で一番短い経典、般若身経になぞらえたものです。
これも,初期の「中心集約運動」からバージョンアップを重ねています。
今回は改めて「自然体立位」から、腰、拇趾球、膝の3つのポイントから操体の進化をたどってゆきます。
特に「膝をゆるめる」というステップの登場で、般若身経の自体が大きく変わりました。

どう変わったのでしょうか?

よりシンプルに、からだにやさしい進化。

初心者だけど大丈夫ですか?とうお問い合わせを受けますが、
大丈夫です。会場に待機している東京操体フォーラム実行委員がサポート致します。

第一分析から第四分析まで。
これらを一同にご紹介できるのは、東京操体フォーラムのみです。

 

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操体はリベラルアーツだ!

ISIS編集学校」をご存じですか?
松岡正剛先生が校長をつとめるweb上の学校です。
実は東京操体フォーラムとは深いご縁があります。
そして理事長、三浦寛が「操体は編集だ」と言うのも本当なのです。

例えば、畠山裕海はISIS編集学校の師範代経験者ですし、
山口最高顧問も、岡村郁生賢人も編集学校の「守」を終えています。

また、フォーラム相談役の太田剛先生は、松岡正剛氏と長らく一緒に仕事をなさっていらっしゃいました。

そして、今回のゲスト講師、新部健太郎氏もISIS編集学校の卒業生です。

新部氏と三浦寛の出会いは、2014年の6月、三浦が小学校から高校時代を過ごした福岡市の中洲。
松岡正剛氏のトークショウ「読書の官能」でした。
元ストリップ劇場を改造したクラブのステージ横、
螺旋階段から妖しく舞いつつ降りてきたのが新部氏だったのです。

リベラルアーツとは、大まかに言えば「教養」を指します。

操体のことを「操体法」と呼ぶことがあります。
操体法」とは、橋本敬三医師が臨床の中で行ってきたことを指しています。
そしてこれは「方法」の「法」はなく「自然法則」の「法」のことです。
一方操体とは、息食動想+環境のバランスや、
橋本敬三の生命観、死生観などの橋本哲学を含むものを指しています。

つまり「操体法」は、「操体」のほんの一部にすぎません。

橋本敬三医師が若い頃心を寄せながら一生入信はしなかったキリスト教
白樺派のメンバーとして参加した同人誌「あだむ」での執筆活動。
シベリア拘留時に触れた社会主義思想から、
日本の陰陽弁証法の素晴らしさへの気づき。
壮年期以降に思いを寄せた神代文字。相似象。カタカムナ
独特の死生観と生命観。救いと報い。

今回22日のプログラムでは、操体に関連する様々な「教養」をご紹介致します。
相似象、易、九星気学、経絡、宗教、武術などをじっくりお楽しみ下さい。

 

東京操体フォーラム 理事 事務局
一般社団法人日本操体指導者協会 代表理事
畠山裕海(はたけやまひろみ)