操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

セルフケアの極意。般若身経。

般若心経ではありません。

 

般若身経です。

からだの使い方、動かし方の法則を、世界で一番短いお経になぞらえているのです。

 

これにも歴史がありまして、色々進化していますが、言えることは一つ。究極のセルフケアの方法だということです。

 

ヨガなどは動きに呼吸が伴いますが、般若身経は、自然呼吸で行います。

からだをゆっくりと「使い方(重心安定の法則)、動かし方(重心移動・移行の法則)」に従って操るものです。

 

これ、実は簡単そうに見えて(実は簡単なんですが)、実は奥深いものなんです。

何が奥深いかというと「他者にはわかり得ない、自分の感覚」をききわけるという作業が伴うからです。単に動かせばいいというものではないのと、ラジオ体操的なからだの動かし方に慣れていると、最初はとまどうかもしれません。

 

しかし、この法則を体得すれば

  • 疲れにくい
  • 運動効率・作業効率がいい
  • フォームが美しい
  • 心身の安静

 

を同時に得ることができます。

 

そしてこの般若身経というのは、からだの使い方、動かし方の

  • 基本である
  • 診断法である
  • 治療法である

 

という特徴を持っています。

 

操体の根幹、基礎でもあります。

さて、4月29日開催の東京操体フォーラムでは、この根幹をゆるがすようなことが起きるかも。

 

またGWの「連動学・外気功基礎講座」でも多分詳細が三浦寛先生によって公開される予定です。

 

セルフケアと言えば、外気功基礎、昨年の冬のフォーラムのテーマでもある「ネガティブなエネルギーから身を守る方法」も引き続きご紹介致します。

 

我々のような仕事をしていると、尚更そうですが、最近は普通にごくごく生活してていも、誰かからネガティブなエネルギーを受けてしまうことがあります。

 

これもセルフケア(エネルギー充填法)です。

 

フォーラムもGWもお待ちしております。

 

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