操体法大辞典

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足趾の操法®「もみ」の極意に気づく

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今日の午前中は足趾の操法®の集中講座です。

「揉み」は一番難易度が高く、なおかつ快感度が高いものです。

 

よく、見ただけで真似しているのをみると、揉みではなく足指を回転させているだけの場合もあります。これは、被験者がきもち悪くなる場合があるので、要注意です。

 

なお、揉みで私が「オシッコを我慢してるようなもみ方をすんな!」と注意することがあります。

 

なぜ、そういうことになるのか、10年位前に考えたことがありました。
ある受講生が、どうしてもそういうもみ方になるのです。
見た目もせわしないですし、受け手も落ちつきません。

 

そんな時、三浦先生に一度やっていただきました。

そこで、どこが違うのか、分かったのです。

 

その時は、目からウロコとはこういうことか!と驚きました。

 

そして、今日は受講生のFさんの特訓です。1月から月二回の練習です。

手首や肩の微妙な使い方や、肩や手首を柔らかくする練習など基礎トレを改めてやりました。

 

また、足趾の操法はベッドでもできますが、ベッドの高さを選ばないと、操者がからだを痛めますし、どこでもできるということを考えたら、正座が一番です。

 

この辺りは「コツ」なのですが、コツを覚えると、やり方があっという間に変わります。勿論、時間はかかりますが、あきらかに進化がわかります。

 

 

 

人間、からだの使い方のクセを修正するには、一ヶ月かかるそうです。

そして、心のクセ、考え方のクセを変えるには、半年以上かかるのだそうです。

これを考えると、操体もそんなに一日二日で身につくモノではないことがわかります。

 

Fさんにも「足趾の操法®アドバイザー」が授与される日も遠くありません。

 

足趾の操法®は、登録商標です。類似名称で類似行為を行っていることがありますが、
一般社団法人日本操体指導者協会認定の、操体プラクティショナー、足趾の操法アドバイザー、あるいは足趾の操法インストラクターに受けてくださいね。

納め、呼吸法、指使いに実技鍛錬をしっかり積んだ、魅惑のワザを味わってみてください。

勿論、私(指導最高責任者)もやっておりますのでお待ちしております。
TEI-ZAN操体医科学研究所

 

 

 

足趾の操法®集中講座のご案内です