操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

仏教と私(3)

さて、前回から大分間が空いてしまいましたが、修行の続き。

 

バスで数分緑豊かな山道を走り、塾生一行は目的地「大多喜南無道場」こと、日蓮宗法受山妙厳寺(みょうごんじ)に到着しました。

大多喜妙厳寺南無道場

歴史 

歴史 大多喜妙厳寺南無道場

古いお寺です。もともと真言宗だったそうですが、日蓮宗に変わったそうです。

ブッダの時代もそうですが「参った」と思ったら、潔く弟子入りするんですね。

 

★私も、それまでの操体を封印して、三浦先生に弟子入りしましたので、このあたりは「そうだよな」と思います。

 

★ヘンなプライドやしがらみに縛られないで、自分が「これを知りたい」という師匠が見つかったら、アクションを起こす。大事なことです

 

さて、今回はA班(今回はA班希望者が少なく、A班は15名という少人数)に参加しました。

女性6名、男性9名くらいです。

女性は二部屋に別れ、私は四人部屋になりました。

 

まずは荷物を置いてガイダンスを受けます。

鳴り物のこととか、当番の説明などです。
朝は梵鐘が鳴るまで静かにしているとか。

 

そして本堂で開講式です。

 

家の近くの父のお墓があるお寺(妙蓮寺といいます)も日蓮宗なので、本堂のしつらえはやはり似ています。こちらの本堂は平成に入ってから改修したそうです。

 

我が家の場合、お盆やお彼岸には、家まで住職(まだお若いのですが、先代のご住職も彼も、私の操体のクライアントです。お坊さんは腰痛持ちが多い??)が来てくれますし、法事の時はお寺まで出向いたりしますが、実際に自分が本堂でお経をあげるというのは勿論初めてです。

 

輪袈裟のかけ方とか数珠の持ち方も勿論わかりません。

★この前頂いたお数珠、調べてみると日蓮宗のお数珠だということがわかりました
★お数珠で宗派がわかるなんて、私もマニアの領域に入ってきたのかもしれません・・

 

その辺りは、仏教塾の先輩がきびきびと指導して下さいます。

 

そして、作務です。

初日は掃除だったのですが、私は二日目、風呂焚きと薪割りをやったのですが、何せキャンプもしたことがないもので「薪に火を付ける方法」とかは、恥ずかしながら初めて知りました(汗)。

 

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★部屋からみた裏庭。イノシシよけか、ネットが張ってあります。

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★当番表

 

そして講義をはさみながら、本堂で静坐と唱題行に入ります。

 

私も正座は慣れているのですが、今回、絨毯の上での正座と、畳の上での正座の違いがよくわかりました。

 

座って合掌していると、遠くから、太鼓の音と、お題目が聞こえます。

それがだんだんと近づいてくるのですが、それが何とも言えない感じです。
「ああ、この場にいてよかった」というのでしょうか。

 

そして、お題目を唱えるわけですが、徐々に早くなり、またゆっくりになります。この間、何分くらいなのか分かりませんが、結構な時間ではないでしょうか。

 

そのうち、本堂内も薄暗くなってきます。

 

同じ言葉を繰り返すと、人間、トランス状態になりますが、
「宗教的法悦とは」ということを、ほんのちょっと体験した気がしました。

 

その後の「静坐」は何ともきもちよく終えることができました。

 

朝は「朝勤」夕方は「唱題行と静坐」をやります。

やってみてわかったのですが「まあ、1回やってみてよ」としか言えません。
まずは「体験してみること」なのです。

 

敢えて言えば「アタマをつかうこと」「からだをつかうこと」のアンバランスをリセットするような感じです。

 

 

そして、唯一??のたのしみ?

 

食事です。

 

食事にも作法があります。

例えば、回りの人と食べるスピードを合わせるとか、最後はほうじ茶が出ますが、たくわんを一切れ残しておいて、それで茶碗をキレイにするとか(昔の人はやってたんですけどね)。

 

そして、二日目の夜になる頃には、足が痛い(笑)。

普段どんなに使ってない(使ってるつもりなんですけど)のか、筋肉痛になりました。