操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

千夜千冊エディション。

先に発売された「千夜千冊エディション」。

一冊目の「本から本へ」のページを開いた瞬間、私はあまりの嬉しさに倒れそうになりました。

 

なんと、高祖様(道元禅師)の「正法眼蔵」(しょうぼうげんぞう)が、ぶっちぎりの一番ではないですか。

 

また、「正法眼蔵」の解説が、他のどの本よりも分かりやすい。

私は「東京国際仏教塾」の30期曹洞宗クラスの仲間に「読んで〜」とメールを送ったくらいです。

 

去年から今年にかけて、曹洞宗の寺で修行し、木魚を叩いて「けい(鐘のことです)」を打ちながら般若心経を読む練習を半年(今でも練習してます)積み、

去年から今年にかけて、朝日ホールで開催された

激動する世界と宗教ー私たちの現在地ー|角川財団・朝日新聞社スペシャル

にも3回行ったわたくしでした。

まあ、松岡正剛先生が登壇なさっていたからです(笑)。

 

さて、昨日6月19日、表参道の青山ブックセンター本店で、松岡正剛先生と元資生堂のデザイナーで、現在多摩美の教授をなさっている山形季央(やまがたとしお)先生@「日本のグラフィック100年」を上梓のトークイベントがありました。

 

はい。私が行かないわけがありません(笑)

 

www.aoyamabc.jp

 

 

日本のク?ラフィック100年

日本のク?ラフィック100年

 

 

これが会場です。

会場ではISIS編集学校系の知った顔がちらほら。

 

「松岡さんのイベントに行くなら一番前で見ろ」by 畠山裕美
の格言?に従って、一番前に座りました。


細身で丸い眼鏡に柔和な感じの山形先生(お洒落です。かっこいいです)と、松岡先生は白いTシャツに、細い白黒のストライプの柔らかそうなジャケット、黒いズボンに凝ったスニーカー(お洒落です。素敵です)。

 

今夜のテーマは「デザイン」なのです。リラックスした感じで「日本のグラフィック100年」からのスライドをみながら話が進みます。

質疑応答の時、現在半導体を売っているという方が、若い頃桑沢デザイン研究所に行っており、そこでデッサンとか色々習ったそうなのですが、デザインやデッサンなどを勉強して、物事の本質が分かった、と言っていました。

 

「ものごとの本質がわかる」

 

実は、操体を勉強しても「ものごとの本質」がわかります。

そして、私は二冊とも電子本を持っているのですが、松岡先生のサイン欲しさに(笑)、「本から本へ」の文庫を買いました。

 

久々にお話【半年ぶりくらい??】しまして、

「しょっぱなが『正法眼蔵』なのでぶっちぎりで感動しました」とか妙なことを口走り、

「去年から今年にかけて曹洞宗で修行しまして、秋に在家得度します」と御大に伝えたところ、驚いてくれました(それかい)。

 

「なんで道元が一番最初なのって、よく聞かれるんだよね」

 

とのことでした。

お師匠(三浦センセイ)にもよろしくね、という嬉しいお言葉を頂き、帰宅したら、
日本が勝ってました。

 

 

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明日からもまた読書三昧です。