操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

日々のヒント。

テレビの同じチャンネルばかり見るのはやめましょう。

 

たまには「デモクラTV」とか。

 

いま、元気なら、

散歩しましょう。

 

特に歩くのは、おすすめです。

一定のスピードで足を動かすと、20分くらいで、快感物質が分泌されます。

 

ヨガとか、畳一畳でできるものも、おすすめです。

 

家族とハグできるなら、ハグしましょう。

それがやりにくいなら、ぬいぐるみとか、まくらとか。

 

ペットがいるなら、触れ合いの感覚を。

 

私は、猫ちゃんに癒されてます。

 

検温しましょう。

 

毎日朝晩はかると、自分の調子がわかります。

 

坐禅アプリもあるので、坐禅してみましょう。

 

アロマでウイルス退治ができるとは思いませんが、いい香りで、心を落ち着かせることはできます。

 

 

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Zoomで勉強会。

私は会議の企画とかプレゼン手配とかを長らくやってきたのですが、先月からついに、大学での会議も全部Web会議になりました。

 

それまでも、遠方や海外の方向けに、WebEX(Ciscoのネット会議システム)を使っていたのですが、全部というのは初めてでした。

 

なので、Web会議には全くアレルギーがありません。

というわけで、三浦先生から「今度の勉強会*はどうしようか」と相談を受けた時も、二つ返事で「あ、Zoomでやりましょう」と、答えました。

というのは、WebEXよりもZoomのほうが使いやすいから。
(Zoomで見知らぬ第三者から攻撃されるなどのトラブル が起こっているようですが、管理をきちんとすれば大丈夫です)

* 東京操体フォーラム実行委員勉強会。フォーラム実行委員が毎月行っている超ディープで門外不出の勉強会のこと。

 

Web会議で問題になるのは、殆ど音声です。
最近のノートPCは、デフォルトでカメラとマイクがついていますし、今のWeb会議はiPhone とかiPadでもできます。二年くらい前までは、iPhoneiPad も、外付けのスピーカや、イヤホンが必要でしたが、最近の機種ならば、アプリを入れれば大丈夫です。

大抵は、どのスピーカーを使うか、どのマイクを使うかの設定トラブルなんです。

その点、Zoomは最初に「音声のテスト」をしてくれます。

 

というわけで、何度かテストをしました。

テストもそれなりに愉しかったと言えば愉しかったです。

 

先にご紹介した「デモクラTV」の「本会議」でも、今まで続いてきた会合などを、止めてはならず、Web会議でもいいから続けること、という話がありました。まさにそのとおりです。

 

また、メンバーの中に、仕事で既にWeb会議経験者がいたのも助けになりましたし、何よりも参加が意外と簡単(主催者はある程度準備やアカウントが必要です)だったのもすんなり進んだ理由の一つだったのかもしれません。

 

なんとこの日は総勢十数名で、四時間半にわたっての勉強会でした。

毎回確かに白熱しますが、ネットでも同じでした。

 

こんな時ですが、やはりメンバーの顔をみることができ、声を聞くことができて良かったなどつくづく思いました。

 

これを機会に、試してみるのもいいんですが、スマホとかiPhoneでやる場合、Wi-Fiを使ってやってくださいね。

最近は面倒なことをしなくても、ルータを借りることとかできますから。

 

というわけで、フォーラムもZoomでやります。

 

 

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三浦先生もZoom。

 

 

 

デモクラTV

東京操体フォーラム相談役の川崎隆章先生が司会を務めている「デモクラTV」の「本会議」というプログラムがあります(ネットテレビです)。

その「本会議」に、4月11日、同じくフォーラム相談役の太田剛先生が出演しました。

 

普段、いわゆるNHKとかワイドショーとかしか観ない方は、是非ご覧になってみてください。私は周囲の方で、ネット系TVを観ないという人何人かに見せました。

スターウォーズの時代に、日本は日露戦争のやり方でコロナに立ち向かっている」という言葉に、背中がざわつきました。いや驚いた!

 

4月11日放送のデモクラTV『本会議』。こちらで繰り返しご覧いただけます!(テストパターンに続いて16分過ぎから本編)
丸山重威(元共同通信編集局次長、元関東学院大学教授)
上昌広(医師、医療ガバナンス研究所理事長)
太田剛(編集工学機動隊ギア代表)
電話出演:海渡雄一(弁護士)
司会:川崎隆章(放送研究家)


デモクラTV本会議

 

私はオンタイムで観て、その後もう一度通しで観たのですが上昌宏先生(医師医療ガバナンス研究所理事長)のお話は衝撃的でした。

 

なお、同じ日の夜に、NHKNHKスペシャルで

新型コロナウイルス瀬戸際の攻防~感染拡大阻止最前線からの報告(再放送4月16日(木) 午前0:50~午前1:55(65分))
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/schedule/

が、放送されました。私は観ていないのですが、この両方を観るのがお勧めだそうです(根拠のないクラスター対策が破綻し、対策リーダーが白旗をあげるなんとも衝撃の内容だそうです)

今週木曜再放送します(その後はNHKオンデマンドでも視聴可能になるようです)

 

 

dmcr.tv

 

 

東京操体フォーラムはWeb配信と致します。

【今回のフォーラムは、Web配信で開催致します】

「緊急事態宣言」の宣言などもあり、今回の東京操体フォーラムはweb配信を用いて開催することと致しました。

2020年春季東京操体フォーラム

日時 2020年4月29日(水)昭和の日 10時~18時
Web配信(Zoomを利用します)

テーマ:

「生活動作をプロデュースする。半歩踏み出すための一歩 操体のBaby Step」に加え「今、操体ができること」

2020年春季東京操体フォーラム

 

皆様、如何お過ごしでしょうか。


今回のフォーラムは、Zoom配信とすることに致しました。
「今、操体ができること」を、急遽テーマに加えます。

 

 

新年度を迎えて

2020年度が始まりました。

今年度は、今までとは全く違った始まり方ですね。

私も打合せをZoomでやることが多くなりました。

要望があるので、Zoomなどによる操体のカウンセリングと実技指導(音声で可能)をやる予定です(近日中にこちらとHPにアップします)

www.teizan.com

 

また「左脳とばし遠隔操法」も、そろそろオープンにやろうかなとか考えています。

現在、データを集めている最中です。
実際に「繰り返し受けたい」「からだが変わった」というお話を何件も聞いていますので、今の社会状況的にはマッチしているのではと思います。

 

ここで「なんだそりゃ」という方もいるかと思いますが、橋本敬三先生の「生体の歪みを正す」の「人間悲願の達成へ」(P340)に、20項目が挙げられているのですが、そのうちの17から20をご紹介しましょう。

 

17.原始感覚は意欲と追求の仕方で、向上または衰退する。
18.心の制御も希望が持てるようになった。
19.何故なら、想(気持と発声と言葉)と動とは同時相関相補性。
20.しかし、このメカニズムを可能にも不可能にもする超エネルギーは 確かにある。その制御の見通しは未だ立たない。

 

と、あります。

心とからだを制御する「超エネルギーは確かにある」

と、橋本敬三先生もおっしゃっているのです。

 

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

生体の歪みを正す 橋本敬三論想集

 

 

これが「左脳とばし遠隔操法」だと考えています。言い方を変えて、物理学とか科学の方面に近寄ると「空間と意識を用いる」と言ったら良いでしょうか。

(波動とか超エネルギーというよりも、現代的です)

 

私が思うには、確かに「空間と意識を用いて、遠隔で操法を行う。とばす」という言い方がマッチしているような気がします。また、これだとエネルギーの搾取が起こりません。

 

なお、私が習得、指導している医療気功(外気功)とも違います。

外気功は、今現在臨床には使っていません。使っているのは「臨床家の手を作る」のと「不要なもの、害を及ぼしそうなものから身を守る」方法のためです(指導しているのは、操体を勉強している皆さんです)。

 

基本的に、治療家が「私、敏感だから患者さんからもらっちゃうんだよね~」というのは「修行が甘い」のです。

 

というか、そういうことを言うのは恥ずかしいのです。

 

プロは、そういう勉強もしているのです。

 

 

 

 

 

 

検温しよう

検温してますか?

朝晩検温しましょう。別に自分で使う分ならば、非接触型の高い体温計じゃなくても大丈夫です。

 

親戚のご高齢で一人暮らしの方(健康には超気を遣っている)に「検温してます?」と電話で聞いてみたところ「普段から平熱は低いから測ってない」と断定的、いやむしろ得意げに言われて

「健康に気を遣ってるなら、朝晩検温しましょうよ」

と、お節介ながら言ってしまいました。

マスクとか消毒用アルコールとか、免疫力アップの情報は取り入れており、政府の言うことは真面目に信じて(私はあまり信じてない)、優等生な暮らしをしている方ですが、

検温はしようよ。

 

と、思った首都、不要不急の外出自粛の週末でした。

まあ、普段でも仕事してるとか、共働きだったら、土曜にまとめて買い物とかしますよね。土曜の午後のスーパーマーケットは、買い物客で賑わっていました(って、私も買い物に行ったんですけどね)。

 

一つ記事を紹介します。日本型BCGで新型コロナの免疫ができる?」という記事です。

http://agora-web.jp/archives/2045075.html

これは、こうであってくれるといいなという希望ですが、実際にオーストラリアでは医療従事者4000名で、臨床試験が行われるそうです。

 

職場の人間関係の悩み。

「職場で、上司に辛く当たられている」というお悩みを結構受けます。

ある男性は「上司と上手く行かなくて転職したけれど、新しい上司とも上手く行かずに、また転職する羽目になった」と言っていました。

ある女性も、いわゆる「お局様」の覚えが悪く、風当たりが強くて辛い」と言っていました。前職でも同じような目にあったと言っていました。
あまりに同じ事が起こるので、何か超常的なものに取り憑かれていたらどうしよう、とも言っていました。

 

先の男性とは、電話で少し話をすると

「あ、この人は、思ったことがストレートに口に出ちゃうので、上司に目をつけられちゃうんだな」と判りました。

というのは、話していた私自身が「え?この人失礼なことを下手(したで)に言うじゃん!」と思ったからです。本人は腰が低いのですが、すごく失礼なことを平気で言うのです。多分、これが上司を怒らせているのです。

もう一人の女性は、人が自分のことをどう思っているか気になって仕方ないと言っていました。また、自分の事を卑下するような言い方をするし「すみません」というのが常套句になっていました。

「すみません」を連発することについては、昔から「すみませんな人になっちゃうから」だと思っていました。それは間違いありません。

★「すみません」という言葉自体に問題があるのではなく、これがクセになっていることに、問題があるのです。

例えば、電車で席を譲って貰ったら「すみません」ではなく「ありがとうございます」と言えばいいのに、すみません、と言う。

操体を受ける方の中にも「お入り下さい」「すみません」「仰向けにおやすみ下さい」「はい、すみません」と、返事の代わりに「すみません」という方がいますが、治りが遅いのは事実です。

 

この辺りは本当に不思議に思っていました。
確かに「すみません」をクセにしていると「すみませんと言わざるを得ない状況にいつも陥る」ことになるのです。

 

そこで、思い出したのが、大嶋信頼さんのこの本です。

ちなみに、上記のような方は、結構頑固なところがあるのだと思いますが、私が「これを読むといいですよ」と勧めても、なんやかんやと理由をつけて読まなかったり、「いつか読みます」ということが多いです。

 

悩んでいるのに、自分は変わりたくないのかもしれません。

 

いちいち悩まなくなる口ぐせリセット

いちいち悩まなくなる口ぐせリセット

 

 これはご本人(大嶋さん)の体験だそうですが、子供の頃の、謙虚でなくちゃ」という思いが、いつの間にか「自分はダメだ!」という卑屈に変わってきたという話です。
(大嶋さんのご両親は敬虔なキリスト教徒で「思い上がったら、ダメで最低な人間になる」と教えられて育ったんだそうです)

そして、これが重要なのですが、一方で「自分はダメだ」といういつも言葉にして言うことで、「今はダメだけど、いつかすごい才能を発揮できるのかも!」と、心のどこかで期待が持ててくる。

「自分はダメだ」と、しょっちゅう唱えることで、「努力すれば、いつか普通以上の人になれる」と信じます。

これが「ダメだけど、いつかよくなる自分」というイメージが消えて「何をやってもダメな自分」というイメージにすり替わります。

年月が流れ、大嶋さんはアメリカの大学に留学するのですが、そこで転機が訪れます。

そんな卑屈めいた私に、ある転機が訪れました。
大学生になったあるとき、先輩と話をしていたら、何かの拍子に「僕はダメなんですよ」といつもの口ぐせがつい出たことがあります。

それを聞いた先輩からは「お前のそういうところが嫌いだ」と言われてしまいました。

私は内心、「また怒られた・・・・・・」と感じました。自分がダメだから、すぐに怒られて嫌われる」と。

でも、やさしい先輩は丁寧にその理由を話してくれました。冷静に聞いてみると、先輩の怒っているポイントは全く違い、「実は自信家のくせに、卑屈ぶってごまかしているところが鼻につく」ということでした。

さらにこじれて「自分はダメだ」と思いながら、心のどこかで「ダメなんかじゃない」本当はすごいんだ!」と、無意識のうちに周囲を見下すような態度を取っていたのです。そして、口ぐせのせいで隠れてしまった「才能を開花させた自分になりたい」という気持ちにようやく気づけたのです。このときから「自分はダメだ」と言いそうなタイミングで、「結構できるかも!という口ぐせに変えてみました。

 「結構できるかも!」とボソッと言うだけで、大きな変化が訪れたそうです。

 

さて、話は元に戻りますが、先に出て来た「職場での上司との人間関係が上手く行かない」というケースですが、大抵は腰の低い、人のことをよく考えている(そして、人が自分のことをどう思っているか気になる)人が多いようです(私の実感です)。

 

こう言う場合、大抵は裏に「怒り」が隠れているか、

「自分はダメだ」と思いながら、心のどこかで「ダメなんかじゃない」本当はすごいんだ!」と、無意識のうちに周囲を見下すような態度を取っていた、ということがあり、上司やお局様に「なにこいつ!」みたいな感じで捉えられていたのかもしれません。

 

もう一度言いますが、人間関係で悩んでいる方で、相談にいらっしゃる方に、アドバイスをしても「私はそうじゃないから」「いつか読みます」というように、アドバイスを求めていながら、こちらのアドバイスを無視することがあります。

「自分を変えようと努力しているんですが」と言うのですが、肝心なところを変えないのです。

というか、悩んでも人間関係に困っても、変えたくないように見えます。

 

しかし、たまに「目からウロコです!」という嬉しい連絡を頂くこともあります。

操体の臨床もそうですが、カウンセリングや占いも同じで、
「水場に馬を連れて行っても、水を飲むのは馬次第」
「取る取らないはテメエの勝手(by 橋本敬三)」という言葉があります。

結局、最後に決断して、やるかやらないかは(変わるか変わらないか)は、本人の自由なのです。