操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体法のオンラインイベントを、10月10日(日)に開催致します。

お久しぶりの畠山です。

 

先週2回目のモデルナで、週後半はやはり副反応で高熱が出ました。

 

しかしながら、プラセンタ注射と補中益気湯、乳酸菌系の整腸剤、勿論操体法によるセルフケアで準備していたお陰で、熱は三日で下がり、腕も(注射後ボルタレンを塗布)それほど腫れずに済みました。

 

前回、かかりつけのクリニックでカロナールを貰っていたので、接種後四時間くらいで熱が出たので、服用しました。

普通は、熱っぽかったら葛根湯とか麻黄湯なんですが、39度近いとやはりクラクラするので、今回はお世話になりました。

 

カロナール、実は今年の2月末に帯状疱疹をやった時、ほぼ一ヶ月位は飲んでいたのですが、あの時の痛みに比べると(友人には比べるなと言われましたが笑)、熱が高いだけで、痛くないというのは楽じゃん!という感じでした。

 

さて、操体を勉強している人は見逃せません。

 

10月10日(日)

14時~17時 に、操体法のオンラインイベント(超・操体法入門)の第0回(第1回の前のプレということです)をお送り致します。

出演は、なんと、三浦寛先生、岡村郁生先生はじめ、瀧澤一寛先生、寺本雅一先生です。

畠山(私)はホストを務めますので、たまに出てくる予定です。

そしてさらに、なんと「無料」でお送り致します。

 

詳細は追ってお知らせしますので、しばしお待ちくださいね。

 

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実践易占入門(第0回を開催しました)

9月12日(日)は、我らが師匠三浦寛先生のオンラインお誕生会でした。その時参加してくださった、東京操体フォーラムの相談役、新部健太郎先生と話しをして(易仲間であり、気功系仲間でもある)「オンラインで易の講座やりましょう」と、あっという間に決めて今回は「第0回」開催に至りました。

 

次回は10月9日(土)17時から開催予定です。(しばしお待ちを)

 

お陰様で、先程無事終了致しました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

易は独学が難しいと言われていますが、確かにそうなんです。

易経の本はたくさん出ているが、実際の占筮の解釈について書かれた本はほぼない
・細かいルールに関する本はあまりない(例えば中を得ているとか、位を得ているとか応じているとか比しているとか、九とか六とか)ので、教えてもらうしかない

 

なんというか、自由すぎて掴みにくいので、まずはルールを教えて貰う、という感じでしょうか。

最初は、ルールを知る必要があります(易は、そのルールを勘違いしていても包括してくれる懐が深すぎるところもあります)。

 

私も独学に挫折して、学校に行ったクチです。

周易は何やかんやで4年くらい勉強しました。

 

易の魅力と言えば

易経を覚えなくてもいい」(テキストを見てもいいことになっている)
筮竹でもサイコロでもコインでも、アプリでも占える」(占いの質に変わりなし)
と、幾つか挙げられますが、やはり「何だか当たる」ということでしょう。

 

先達からの話を聞くというのは、とても勉強になります。
また「易がからだに馴染む」というのもよくわかります。

 

私自身は、かなり自由に易を使わせて頂いています(操体との応用とか。。)。
また、易道学校独自のメソッドがあるのですが、それをアレンジしたり。

 

一旦取得すれば、応用自在に使いこなせるのは、操体と同じです。

 

nihon-ekidougakkou.info

日本易道学校

 

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操体は自分でできるというある種の勘違い。

先日「操体は自分でできるからいいですよね」という方がいらっしゃいました。

特に目立った愁訴もないのですが、操体に興味があり、受けてみたいとのことでした。

私は聞いてみました。

「もし、自分で操体をやって、何でも治るんだったら、今頃操体は世界的に広まっていて、世界制覇?してるはずですよね」

「そうですね・・」

操体って、自分でできるからいい、っていう方、結構いらっしゃいますが、操体法創始者橋本敬三先生(医師)のところには、医者に見放された人が沢山来ていたんですよ。それと、操体は自分でできる、っていうのって、何か噛み合わないと思いませんか??」

「そうなんですか?」

 

「なかには『操体法は自分でできるから、あなた(つまり畠山)みたいな施術者はいなくてもいいんじゃないですか』なんていうひどい人もいたりします」

 

というわけで、また例の図を出しました。

 

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操体の場』を三つに分けると

1.「自力自動で行う操体法」健康度の度合い60パーセントくらい

2.「サークルや体操教室などで行う操体法」健康度の度合い60パーセントくらい

ここまでは「健康度の度合い」が間に合っているので、自分でもできるし、サークルや体操教室などでのケアでも間に合います。

 

操体操体法が自分でできる、っていうのは、健康度が6割以上の人に可能なのです。
(自力自療可能)

 

3.健康度の度合いが40パーセント以下の場合。

この場合は、健康度がかなり下がっているので、自力自療まで間に合わないことが多いのです。

その時に、我々操体の専門家が、健康度の度合いを60パーセントまで引き上げるお手伝いをしているわけです。

 

たまに、健康度の度合いがどう見ても4割を切っているのに「操体は自分でできるんですよね」と言う方がいらっしゃいますが「自力自療レベル」まで(6割程度)は、サポートが必要です。

 

また、2(サークルや体操教室)に携わっている方で、

ラクなほうにきもちよく動きましょう」とか「きもちよく動いて~」的な指導をしている方がいますが、サークルや体操教室に来る方というのは、基本的に動ける方ばかりです。

 

ラクな方(可動域が大きい、動かしてもバランスがとれていてなんともない方に

動かして、きもちいいということは、まずありません。「楽な方に気持ちよく動かす」という理解をしている方は、「楽(運動感覚差)」と「快(感覚)」の違いが分かっていないのです。

※※ あ~あ、また言っちゃったけど、未だに「楽」と「快」を混同していて、無責任に使っている人が多いので、言ってるんです。

 

なので『楽な方にきもちよく動いて~』なんて言っても、本当は「楽でスムース」なだけなんです。

 

これは、受け手の問題ではなく「楽と快」を混同している指導者の責任です。

 

×「楽な方に気持ちよく動いて」
×「きもちよさを探して」
×「どっちがきもちいいですか」

と、言っている人は「楽と快の違い」が分かっていない、勉強不足の人です。

 

あと、健康度の度合いが60パーセント以上の人ならば「あ~、伸びてきもちいい」というように、ストレッチ系の「きもちよさ」にスイッチしてしまうんです。これは、健康度の度合いが高いので、当然と言えば当然です。

 

そして、我々のように

3.健康度の度合いが40パーセント以下の場合

こう言う方に操体臨床を行っている場合、どこかトラブルを抱えていらっしゃるのです(つまり、痛いとか辛いということです)。

 

ぎっくり腰で「いたたたた」と言っている方に

「きもちよく動いて~」なんて言ったら、怒られますよね。

 

まとめです。

 

1と2エリア(健康の度合いが6割以上)★自力自療可能レベル

3健康の度合いが4割以下 ★自力自療不可能レベル

★4割以上6割未満は微妙ですが、「3」に含んでおいたほうが良いでしょう。

 

なので「ある種の勘違い」なのです。

 

 

 

 

 

 

 

第0回 実践易占入門(オンライン開催)2021年9月18日(土)

こんにちは。TEI-ZANの畠山裕美です。

 

今週末のイベントですが、

第0回 実践易占入門(オンライン開催)

を、開催致します。

時間は14時~16時半 0回目ということで、受講料は無料です。

 

www.kokuchpro.com

 

講師 新部健太郎東京操体フォーラム相談役)壺中堂

サブ講師/ホスト 畠山裕美@春狐堂蘭寂

 

 

操体で、最も重要と言われている数字は「8」です。

この「8」がどこから来ているかというと、易なんです。

橋本敬三先生は、桜沢如一氏の「易・無双原理」を何回か著書の中で引用されていますが、易(五行思想など)は、東洋医学的、陰陽理論的に操体を理解するのに役立ちます。

 

しかし、一念発起して、岩波文庫の「易経」の上下巻を買っても、最初の「乾為天(けんいてん)」で挫折という話はよく聞きます。

 

半分笑い話ですが、神田の古本屋で、岩波書店の「易経」をみると「乾為天」までは書き込みや線引きがしてあるのに、二つ目の坤為地(こんいち)のページはまっさら、つまり「乾為天」で挫折して古本屋に売ったものをよく見る、というのです。

 

私(畠山)も挫折しかけましたが、なんとか挫折せずに、まずは一通りマスターすることが出来、今では操体の専門家でもありますが、プロの占筮家(易者)としても活動ししています。

 

今回は、東京操体フォーラム相談役、占筮家(壺中堂主人)、中国武術の指導研究及び、様々な思想体系を学び、伝授している、福岡の新部健太郎先生をメイン講師として
お迎え致します。

 

新部先生は、ここ数年、毎年夏の「伝統療法カンファレンス」で、我々東京操体フォーラムのメンバーが「足趾の操法®」をやっている隣で易占をやっていらっしゃったので「伝統療法カンファレンス」に参加された方は、覚えていらっしゃるかもしれません。

 

今回は、オリエンテーション的なことがメインになります。

どうぞふるってご参加下さい。次回は10月9日(土)を予定しております。

 

 

第0回 実践易占入門 2021年9月18日(オンライン・Zoom) - こくちーずプロ

 

この講座の対象は、
 
易を勉強したいけれど、どこから始めたらいいのかわからない人
岩波書店の「易経」を買ったけど「乾為天」と「坤為地」で挫折した人
現在過去未来を冷静にみつめ、身心ともに充実した人生を送りたい人、またはそのアドバイスをしたい人
 
つまり、易に興味があり、やってみたい人です。
 
易(日本で広く行われているのは、周易といいます)の起源は紀元前12世紀の中国、周の時代あたりに成立したと言われています。世界で最も古い占いの一つであることは間違いありません。
 
戦国時代の軍師、黒田官兵衛易経をマスターしていたと言いますし、江戸時代、易は今で言う「英会話」のような、江戸の住人にとっては、教養の一つとして人気があったと言われています。
 
何故、そんなに長い間、易は人々に伝わってきたのでしょうか?
 
それは、やはり魅力があるからでしょう。
 
易経は、英語で言うと、"Book of Changes"と言います。
宇宙の真理の一つに「変化しないものはない」というものがありますが、すべてのものは変化し、動きます。
単に一つの卦(か)を出して、それだけを見るのではなく、そこから現在過去未来、そこに含まれている事象や変化を縦横無尽に読み取ることができるのが、易占です。
 
易は、当たります。
何故当たるのかというと、潜在意識に直接アクセスし、その情報を「卦」という目に見える形にしてくれるからです。
 
 
今回は、壺中堂の主(あるじ)、易者であり中国武術家であり、中国の古典研究家でもある新部健太郎先生を講師に迎え、
自身も易者であるTEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美(春狐堂蘭寂)が、司会進行を進めながら、易の勉強法、易の活かし方などをお伝えしたいと思います。
 
 
メイン講師
新部健太郎(壺中堂)易占スタイル 筮竹・対面占多し
サブ講師、司会進行
畠山裕美(春狐堂・蘭寂)易占スタイル 八面体サイコロ 電話・チャット鑑定多し
アシスタント 瀧澤一寛(てまり堂)、寺本雅一(東京操体フォーラム

 

 
 

うでわ念珠のご加護です。

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

www.teizan.com

昨日9月12日は、月に一度の東京操体フォーラム実行委員勉強会と、午後は、三浦寛先生のハイブリッドお誕生会でした

 

神奈川県、博多、遠方からはマドリッドからご参加の皆様、ありがとうございました。

 

今朝のことです。出がけに、いつもつけているうでわ念珠(仙台秋保の慈眼寺、あるいは、サロン・ド・シマジ、またはサイトで購入

www.jigenji.net

 

のひもが「なんか気になる」。

 

それから1時間後くらいに、駅の広場付近の階段で、派手につまづいて階段から落ちたのですが、奇蹟的に?膝をすりむいただけで済みました。

(打撲とかもなし)

 

と、同時に「ひもが切れそうだったうでわ念珠」が切れて、珠が飛び散りました。

 

一瞬「あ、念珠が身代わりになってくださった!」と、感じました。

 

その後、珠を探していたら、通りすがりのお兄さんが、一緒に珠を拾ってくれてありがたやでした。

 

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私はこの時、慈眼寺のうでわ念珠と、紫檀念珠を2本、合計3本つけていたのですが(紫檀一本は昨日おろしたばかりだった)切れたのはこれだけでした。

 

このお念珠は、お焚き上げしてもらい、新しいのをお迎えしようかと思います。

 

 

 

 

 

橋本敬三に操体を習った詐称事件。

先日、操体を受けに来た方が「知りあいから操体を教えてもらったんだけど、2000年頃に、仙台まで行って、橋本敬三先生に操体を習ったらしい」という話を聞いて、

 

橋本敬三先生は、2000年には、既に祖神の里に帰られた後だよね。。。。

と思いました。この方は、もしかすると勘違いかもしれませんね。

 

この方の他にも「その頃、橋本敬三先生はご存命でない」時に「橋本敬三先生に操体を習った」と言ってた人も数人いましたっけ。。。

 

橋本敬三先生は、定例講習などは開催されていなかったのです。
地方で単発の講義とか(古い記録で、駒場東大で講義したというのもありました)はあったようですが。。

 

何人かの先輩に聞いた話ですが、操体を勉強したいと仙台に行ったところ「東京に弟子の三浦がいるからそっちに行け」と言われ、三浦先生の講習に参加したとか。

(故根本良一氏、故瓜生良介氏から畠山が直接聞いた話です。お二人とも、年下の三浦先生の講習に参加したというわけですね。長野の故白澤氏もそうでした)

 

スポーツプログラマの資格更新研修にて。

橋本敬三の直弟子」という先生(講師プロフに記載)に(実は、三浦先生の講習の受講生で、講習が終わってから、たまに仙台に行っていたらしい)講習後

 

「三浦の弟子でございます。先生のことは三浦から聞いております」と挨拶したら

「あ、私も三浦先生のところで勉強して、それから仙台に何度か行ったんですよ」

(かなり焦っていらっしゃいました)。

 

 

ある手技療法系のセミナーにて(三浦先生と一緒に行った)。

某大学の教授。

操体法創始者橋本敬三の弟子」と、プロフに書いてありました。

講習の最中、その先生、三浦先生を見つけて

「私は橋本敬三の弟子じゃありません。瓜生さん(故人。快医学)と一緒に三回くらい仙台に行っただけです」と言ってきました。

後半は「三浦先生、お願いします」的な展開になりました。

 

ちなみに、以前「破門」(破門されるからには、それなりの理由があります)された人がいます。

これは他の方から聞いたのですが、サイトに「操体法の大家M氏に操体を習う」と書いてあったので、その方が「叱咤」して削除させたとのことでした。

操体法の大家M氏と言えば、わかる人はすぐわかります)

 

多分「破門された」の意味がわかってなかったんでしょうかね。。。

 

ちなみに、伝統療法カンファレンスでたまにご一緒し、東京操体フォーラムにもゲストで来て頂いたことがある、杉本錬堂先生(三浦先生の治療室にある法螺貝は、杉本先生から頂いたものです)。

 

杉本先生は「天城流湯治法」というのを主宰していらっしゃいますが、ある時、あるメディアでたまたまですが、うちの師匠から破門された方が「天城流湯治法」を名乗っていることがわかりました。

 

世の中狭いもんですね。

 

そういえば、20年以上前、まだインターネットがそんなに広まっていない頃。床屋さんの専門誌みたいな本に、静岡のある方が「私が発明した操体法を教えます」的な記事を書いていた、と聞いたことがありますし、最近では、秋田方面から「私が操体法を発明した」と言ってる人もいるという話を聞きました。

 

なんだかきりがないのでやめますが(笑)

 

スペインには、夏休みに2週間くらい、故根本良一さんのところに行って操体を習い、「私こそヨーロッパの操体の正当な相続者である」と「ネモト」を名乗り、本を出しちゃった人とかもいました(私はスペインの生徒さんから「あの人はネモト先生の息子だと名乗っているが本当か」と聞かれたことがあります)。

 

 

腰痛と膝痛と操体(9月11日講座)

先月に引き続き、今月も開催致します。

 

この講座の対象者を書いておくことにします。

 

操体操体法に興味がある人
操体という言葉を知っている人、あるいはこのブログを読んでいる方は「自分のからだは、自分でケアしたい」と思っているとか「からだ」に対する興味がある方だと思います)、

腰痛・膝痛を予防したい人、再発させたくない人

 

腰痛や膝痛には、必ず原因があります。

朝起きたら膝が痛かった(私はたまにある)ということもありますが、突然何の前触れもなくトラブルが起こるということはありません。

 

しかし、からだの使い方、動かし方(どう使ったらこわさないか)ということは、学校では教えてくれないし、チャンスがなければ一生覚えることはないかもしれませんね。

 

操体法による腰痛と膝痛の予防とケア | 操体.com

 

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