操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体でメンテナンス(老眼と疲れ目)

こんにちは。TEIーZANの畠山裕美です。

今日は午前中、内輪での「操体法施術会」がありました。

 

レギュラーでご参加の方が終わってから、私も久しぶりにメンテナンスしてもらいました。

 

4月5月と引っ越しでバタバタしており、6月に入ってからも何かとバタバタしており、ゆっくり目とアタマを休める暇がなく、数日前は重い物をかなり運んで筋肉痛もひどいという有様です。

人様のメンテはしていても、自分のメンテまで手が回らないというのが我々でもあるのですが(笑)。

 

  • 1週間くらい前から、急にパソコンの文字が見えにくくなり、iPhoneの文字が見えにくくなった(老眼が急激進行した?)
  • それに伴い、頭蓋骨の丁度両目の裏側にあたる辺りに二箇所、少し腫れている(後頭骨隆起よりも盛り上がっている)。押すと痛い。これは明らかに両目から来ているものだと思う

 

一昨日は師匠(三浦寛先生)に治療をお願いしました。

それで大分軽くはなっていたのですが「もう少し加療が必要」ということで。

 

★この時は、渦状波を受けて意識が飛びました・・・

終了後、後頭部の盛り上がりはかなり引いていましたが・・・

 

今日の状態は、操体での治療の後、改善に向かっているものの、まだ途中という感じと、昨日から足の指の間に緊張感がある、ちょっと腫れぼったいような自覚がありました。

 

まずフォーラム実行委員の寺本氏に足趾の操法をお願いしました。

(お任せ状態)

 

最初に、今まで感じたことのないような、鋭い刺激を感じました。

「おおっ、こんな刺激は初めて」

その後も、足趾の裏側に砂粒とか結晶の粒でも入っているような痛み(痛みと言ってもイタ気持ちいいの痛い、的な感じです。

 

腫れぼったくなっている足趾の裏筋に、結晶の粒が入っていて、それを揉み潰されているような。。

 

結晶の粒が砕けてそれが散っているような。

 

その後、横足根洞などもやってもらい、気がつくと、後頭部がかなりすっきりしていました。足のだるさやつっぱり感は解消しています。

ついでにお水を沢山飲んで、老廃物とともに出しちゃいます。

 

足がかなりすっきりしたのは事実ですが、見え方がクリアになりました。視力的なものは、反応がすぐ出るので面白いですね。

 

 

そして午後の「操体法東京研究会」の定例講習では、橋本敬三先生の著書にもある、脛骨内側に触れると、ザラザラしているような違和感がある場合の対処法を試しました。

足がつかれたりすると、脛骨と腓骨の間が緩むという話です。

昔の人が長旅には脚絆を、兵隊さんがゲートルを巻くのはこれを防ぐ為です。

ふくらはぎが細くなるとか、足のだるさを解消する方法、あるいは胃の調子が悪い時などに、ということです。

今の人は殆ど該当するかもしれません。

 

 

 

 

 

東京操体フォーラム実行委員勉強会

第二土曜の17時からの「易占」講座を終えました。今回は私がPPTを準備して「易の『これ知ってるといいよ』ポイント」的な講座をやりました。

 

いつもは、講師を壺中堂新部健太郎先生が担当していますが、今回は私が担当。

 

この易占講座は、易とはなんぞやというのではなく、得卦、之卦などを、占的(占いで知りたいこと)や、事前に聞いた情報(筮前の審事)から、どう読み解くか、編集するかということを伝えるのが目的です。普通のありきたりの易講座ではありません。

 

昨日は、最後に参加者全員に「明日の日筮」を立ててもらい、それを解釈するということをやりました。

 

面白いことに、三爻を得た方が多く、ここから次回7月のテーマは「シンクロニシティ」に決定。

 

そして翌日は、朝8時から、実行委員勉強会でした。

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師匠三浦寛先生から、改めて「操体の原理原則」「快の捉え方」について問いかけがあったり、実技もあったりで、濃い時間でした。

そして午後は「操体法東京研究会」の定例講習。これも濃い操体の勉強の時間でした。

どんなふうに濃いのか、というと、操体の博士課程レベルの濃さということです。

 

書けないのが歯痒いですが。。

今月もありがとうございました。

 

 

 

会津に思う。

先日、あるところで、ある人が、鹿児島のお土産が入った紙袋を持っていました。

 

それには何かの家紋のようなものがついていました。

 

その人は「これ、何だか知ってる?」と私に言いました。

 

私は「知りません」と答えました(本当に知らなかった)。

 

その人は

「ええええ~っ?島津家の丸に十文字を知らないの」と私に言いました。

 

「・・・・・知らない」

 

ヘンな話ですが、私の前世の一つは、会津の坊さんだったようなんです。それも、会津戦争戊辰戦争)で死んでるようなんですね(信じない人はすっ飛ばしてくださいね)。

 

それを知る前までは、日本史は大好きなのに、明治維新前後のことが全く頭に入らないのと、維新には全く興味がなかったんです。

 

その時に「あ、だから会津若松のお城に行くと何だかザワザワするし、明治維新にはあまり興味がわかないのか」と、思いました。

 

面白いことに「自分は前世で、戊辰戦争で死んでいる坊さんであった」ことが分かってから、国賊側?から維新をみることができるようになった気がします。

 

 

ちなみに、仏教も維新政府には相当痛めつけられており、曹洞宗浄土真宗などがどれだけ迫害されたか(当然ながら教科書などには載っていない)ということは、知っています。

 

ちなみに、橋本敬三先生は会津の出身です。

 

今回、日本操体学会の会誌、「イサキ」に、加藤平八郎さんへのインタビューが載っていました。

 

加藤さんは、橋本敬三先生の「会津高校」(敬三先生時代は中学)の後輩にあたります。

操体法治療室」の今先生の担当編で、今先生とミヨちゃんとスキーに一緒に行くという形で登場する方です。

 

ちなみに、インタビュアーは「小松」と書かれていますが、この方は、もしかすると、以前フォーラムにいて、破門された人ではないかと推察します。操体はやめたと思っていたのですが、やってたんですね。まあ、それはいいとして

 

明治時代の会津は「国賊」とされていたため、旧制中学を国で作って貰えず、寄付をつのって会津の人達が旧制中学を作ったという歴史があります。

なので、独特の風土が育ちました。

 

 

昨年は東京操体フォーラムで、式場隆三郎回顧展の資料に映り込んでいる敬三先生の写真を発見したり、「日本文学史」の本で、新潟の白樺派青年達」というページで敬三先生の名前を見つけたり、数年ぶりに日本近代文学館に行って、持っていなかった「あだむ」の二期のコピーをとったりしました。

 

武者小路実篤と一緒に写っているとか、柳宗悦夫妻と一緒に写っているとか(写真の一枚は、温古堂の橋本千春さんにも確認していただきました)、新潟の文学青年であり医学生であり、卒業後軍隊に入り「自分が穢れてしまったような気がする」という一文をかいていたり、そんな橋本敬三先生の一面を知ることができました。

 

っていうか「日本文学史」に名前が出る人なんですよ。橋本敬三っていう人は。

 

数年前まで、毎年夏の終わりに、フォーラムの仲間と南会津に行きました。

会津会津はめちゃめちゃ遠いですが、また行きたいなと思います。

 

 

2022年6月実践易占入門講座

5月22日(日)から、新規の講習が始まりました。

そして、5月はお休みだった「実践易占講座」、6月は開講します。

 

2022年6月実践易占入門 2022年6月11日(オンライン・Zoom) - こくちーずプロ

 

www.kokuchpro.com

 

★ご参加の場合は、本名フルネームをご記入ください。よろしくお願い致します。

今回は、番外編として「春孤堂」こと畠山裕美が「超実践的な易の使い方」をご紹介したいと思います。

畠山裕美(はたけやまひろみ)春狐堂 TEI-ZAN操体医科学研究所

・易でイエス・ノーを出す
・易を臨床(治療)に応用する

などです。

 

 

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易占というのは占筮し、卦を出し「易経という上下2冊の厚い本、あるいはサマライズされたテキストから、意味を読み取り、それをクライアントの知りたい事(占的)に照らし合わせて「編集」することにあります。
編集の方法は色々ありますので、その辺りをご紹介しようと思います。

この講座の特徴
1.卦の説明をするわけではない(自分でできるところは自分で勉強しよう)
2.実際にどうやって易を立て、解釈するのか研究
3.途中から参加しても大丈夫なようにフォロー
4.市販の本などには載っていないような秘伝っぽいコツなども公開

5.最後にみんなで「大喜利」、みんなで一つのことを占ってみます。これが非常に面白く、勉強になります。

講師 新部健太郎 (にいべけんたろう)壺中堂主人
ホスト 畠山裕美(はたけやまひろみ)春狐堂 TEI-ZAN操体医科学研究所
アシスタント 寺本雅一瀧澤一寛

主宰 TEI-ZAN操体医科学研究所 

 

膝が急に腫れる話

数年に一度、突然右膝の外側の上部が腫れて痛むことがあります。

 

昨晩、久しぶりに来ました。

 

いたた。

 

右膝のお皿外側が腫れています。

これ、なんの予告もなしに突然来ます。

オーバーワークでもなく、突然来るんです。

 

膝の痛みと心をスピリチュアル な観点で見ると、女性の場合、右は自分以外(夫、恋人、上司、社会、仕事)、左は自分のことが現れるようです(人によって違いますし、最近では、生物学的な性別ではなく、魂の性別も関係していると考えます)。

 

簡単に言えば、仕事や夫に不満があると右足に出る?!みたいな。

 

東京操体フォーラム実行委員ブログにも書きましたが、普段とちょっと違う仕事に関わったせいか?

また、他にも環境を変えざるを得ない、そのストレス(かなりヘヴィ)か?!

 

数日前手に軽い怪我をした反応?

 

などと、思い当たる節はあるわけです。

 

こういう場合、原因のあてがつくと、かなり早くよくなります。

 

そして足のある部分に必ず反応が出ています。

 

そこを調整し、第五分析(全身体性を活かした操体法)を試し、当座の痛みどめに、バン○リンを塗って寝たところ、朝には痛みも腫れもほぼ引いていました。

 

からだの痛みは、心も関係していると考えるのは、操体にもあてはまります。

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御礼 フォーラム終了

2022年春季東京操体フォーラムは無事終了いたしました。

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今回のフォーラムのテーマは「実技」。私は介助補助について話をしました。

これから後輩の指導にあたる若手のために、介助補助の指導法についてです。

 

三浦先生の講習でサブ講師を務めている際、体格や条件が同じなのに

上手い下手に分かれてしまう。

 

野口晴哉氏が、弟子入希望する人に対し、向いていない人は断ったという話がありますが、多分この辺りを見ていたのでは、と思ったりします。