こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。
8月8日は、渋谷のクアトロで開催された「ヒカシュー45thライブ」に行ってきました。
www.club-quattro.com
ヒカシューのリーダー、巻上公一さんは、操体法東京研究会の私の先輩であり、東京操体フォーラムの相談役でもあります。
また、ドラマーの佐藤正治さんのライブは、三浦先生や私もよく伺います。
そして、東京操体フォーラムの実行委員、寺本雅一氏も音楽のご縁で巻上さんとトゥバに行ったりと、交流があるのです。
この本には、巻上さんが操体とどのようにして出会ったか、書かれています。
「プヨプヨ」のパフォーマンスで身体を硬直させて倒れる、というをやり、頸椎を痛め、そこで紹介されたのが、三浦寛先生です。
三浦先生のところには、結構音楽関係の方がいらっしゃっておりまして(今でも多い)、レコーディング前とか、コンサート前とかに調整とか、某ロックバンドのツアーに随行とか、そういうご縁です。
という私は、操体とは全く別のルートで存じ上げていたんですが、
実際にお会いしたのは、1999年の10月。全国操体バランス運動研究会の時です。
「プヨプヨ」という曲があり、小学生の時から洋楽を聴いていて、ほぼほぼロック一筋の私ですが、この曲はインパクトがありすぎました。
(8月8日に生で初めて「プヨプヨ」を聞きました。結構古い曲なので、最近のライブでは聞いた事がありません私)。
どんなジャンルかと言われると、元々はテクノポップ系にカテゴライズされていたそうです(リズムボックスを使っていたかららしい)が、カテゴライズできないノンジャンルの音楽です。
私の印象ですが「こわいもの見たさ」的なところがある音楽です。
特にライブでは、その底力が見えると言うか、ライブバンドなんだなと思います。
さて、先程も書きましたが、小3からクィーンを聞いていたというクソ生意気な私ですが、その後KISSの洗礼を受け、未だにKISSは好きです(昨年11月も行った)。
そして当時「銀座Now」という番組があったのですが、若手のバンドはこれに出る事が多かったんです。外タレもそうでした。
記憶にあるのは、初来日のVan HalenやBlondieも出ていたし、日本ならサザン(まだ大学生だったころ)も出ていた記憶があります。
私はヒカシューも「銀座Now」で見たと思っていたのですが、巻上さんに聞いたら「銀座Nowには出てないよ」とのこと。一体私はどこでヒカシューを見たのだろう??
話は戻りますが8月8日の渋谷クアトロのライブは、80年代の思い出が蘇るとてつもなく凄いものでした。
8日は三浦先生もお仕事でどうしても抜けられずということで、私が一人で行ったのですが、まず入り口で、いつもご主人を支えている奥方様達(文子さんと香さん)にご挨拶。ダンナ様達を全面的に支えているありがたい存在です!
まず、会場のインスタレーションが日比野克彦さん。
私の世代であれば「段ボールで面白いモノを作る人」というイメージですが、今や芸大の学長です。
クアトロはこの柱が有名ですが、柱が45周年仕様になっていました。
会場に入ると開演30分というのにすでに満員。椅子席は既に埋まっていました。
8日は結構初期の曲が多かったですね。
加山雄三の「ブラック・ジャック」も勿論覚えてますよ。
そしてこの日のゲストは戸川純さんと高木完さん。
わたくし、当時ツバキハウスに通っていたもので、この二人は「ほえ~」と思いました。甦る80年代。若者は(爆)想像つかないと思いますが、まだラップが生まれる前です。ヒップホップもまだだな。
ツバキハウスとは、伊勢丹会館にあった伝説?の「ツバキハウス」です。
クラブのハシリみたいなもんですね。当時はディスコって言いました。
話は飛びますが、伊勢丹のメンズ館8階にあった「サロン・ド・シマジ」に師匠のお供をして通っていた時(土日の営業で、ほぼ日曜に行っていた)、
まさかまた日曜に伊勢丹に通うことになるとは!!!
と、一人笑った私でした。
そしてサロンに行ったその後は、これまた三浦先生のお供で、新宿の桂花ラーメンに寄るのがお決まりでしたが、サロン・ド・シマジがクローズしてすぐにコロナ禍に入ったもので、桂花ラーメンは長らくご縁がなかったのです。しかし、クアトロに向かう途中に「桂花ラーメン」を発見しました。ラーメン通の知人によると、20年以上前からあるそうなんですが、三茶に40年以上いる、桂花ラーメン好きの三浦先生が知らないってどういうこと??
と、三浦先生に「先生、け、桂花ラーメンがし、渋谷にありました。新宿まで行かなくても大丈夫です」と、報告した次第です。
先生も「えっ。渋谷に???」と、驚いていました。
東大元暗しとはこのことです。
※桂花ラーメン:熊本のラーメンで、濃厚な豚骨スープが特徴。何だかクセになる味
私は大貫憲章さんがDJやってた火曜に通ってたんだけど、ニューウェイブがヒップホップ系に流れつつあったので、日曜(伊藤正則さんがDJ)のメタル系の日に鞍替えしたんでした。。
なんだかそんなことを思い出しつつ、純ちゃんと巻上さんのデュエットすげー!と感動しつつ、2時間半のスタンディングは足に来ました(翌日回復)。
45周年おめでとうございます!
コーフンが薄れないうちに。50周年も待ってます!