操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

カラダに伝える話法

TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

私が三浦先生の講習に参加したのは、確か2002年のことです。

 

その時最初に驚いたのは、介助法(手のかけ方とか)が、自分がそれまで習ったモノとは全く違うといっていいということと(それなりに結果は出せていた)、言葉の誘導の凄さでした。

 

 

介助補助も最初、被験者伏臥位で膝二分の一屈曲位での足関節の外転、内転などのキメ方は、泣くほど苦労した記憶がありますが、そのお陰で?今は得意技です。

あのあたりの「キメ方」は1つマスターすればできるようになります。

ただ、間違えてはいけないのは、関節をキメるのではなく、皮膚をキメるということです。

 

関節技ではないので、力は関係ありません。

また、歴代受講生の中で、多分「手が小さい人ベスト3」に入る私ができるので、手の大きさも関係ないです。

 

女子のほうが操体に向いてるかも?と思うことも多々あります。

 

「整体」系って結構ゴツいお兄さんとか、ガタイのいい人が多いですが、うちの一門にはゴツい人はいません。

 

***

最初に私がやったのは、三浦先生の言葉の誘導の「完コピ」です。

 

何と言うか「からだに直接届く言葉の誘導」なんですね。

間合いとか、言葉がどこに発せられているのか。

 

受講生が言葉だけ真似しても、なんか違うぞ?みたいな。

そしてそうなると、言葉が通じない人はどうするんだ、という話も出てくるのですが、これが通じちゃうんですよ。というか、通じさせる方法がある、と言ってもいいかもしれません。

 

これ、言葉ではやっぱり説明できないんですよね。

 

 

 

それは易です。

前々回の「光る君へ」で大江匡衡赤染衛門のダンナ)が、一条天皇の在位について占筮するシーンがありました。

 

筮竹とか使わずに、算木と、指で何やら数えていましたが、時代考証をしっかりやっていると思うので、アレをどうやって出したのかかなり知りたいです。

(現在は、筮竹やコイン、八面体サイコロを使います)

 

愛用の八面体サイコロ(赤と黒)、六面体サイコロ

 

数えた後、上から四つ目算木をひっくり返していました。

易は下から初爻、二爻、三爻、四爻、五爻、上爻と数えます。

得卦(最初に得た卦)地火明夷の四爻、陰爻が変爻し陽爻になり、之卦(変爻後の卦)が雷火豊になります。

 

算木ってこれ↓です。真ん中に赤い線が入っているのが「陰」ですね。

 

 

 

ただ、あるネット上のグループで「コックリさん」と言っていたので、「それはコックリさんじゃなくて易ですよ」というコメントをしたら「コメントは承認されないとアップされません」が継続しているので、そこはやめとこう、と思いました。

 

っていうか、何故にコックリさん???

ナゾですが、まあそのようにとったのでしょう。

ただ、しつこいけどアレは易です。

 

易者としては断固「アレは易です」と言います。

 

ちなみにこれは、私の周易の先生が書かれた本です。

源氏物語を陰陽五行と易で紐解いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

あれは、地火明夷(ちかめいい)四爻が得卦で、四爻変で雷火豊

天狗の台所三昧

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

 

今年の8月に夏期禅学会でお邪魔した、小田原の大雄山最乗寺は、道了様という天狗様がお祀りされています(お坊さんが天狗になった)。

明治維新の際の神仏分離令の影響を免れた(豊川稲荷曹洞宗のお寺もそうです)お寺です。

豊川稲荷妙厳寺)は、本山も東京別院も町の中にあります。

一方、最乗寺は本当に「お山」です。

 

山の上まで登って行ったのですが、「霊山」と呼ぶに相応しく、二泊三日の坐禅合宿は、本当に有意義な体験でした。

 

daiyuuzan.or.jp

 

そして今日は、私が去年から今年にかけて多分一番繰り返し観た、

bs.tbs.co.jp

のシーズン2が始まります。

 

こちらは、天狗の末裔の子は、14歳になると1年里で隠遁生活をする、という話です。

 

もう、去年はこれに癒されまくりました(半分常備薬状態)。

 

緑の稲穂や、遠くに見える里山

自分が住もうとは思わないんですが、一気に癒しモードに入れます。

 

そしてそして、コミックの5巻も今日発売です。

 

ドラマ版とコミック、登場人物は同じですが、ストーリーがちょっと違って面白い
(作者もちゃんと関わっているそうですよ)。

 

 

 

2024年秋の東京操体フォーラムでは

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

11月23日開催の「2024年秋季東京操体フォーラム」ですが、実技をバッチリやる予定です。

 

例えば

「実際に操法をやってみたけど、被験者(患者)からの反応がイマイチだし、自分自身も、本当にこのやり方でいいの?」

という疑問があったりします。

 

この辺りは、私が主宰している「操体の施術+ベーシック講習」でも、かなりお受けする質問です。

 

 

操体の施術+ベーシック講習 | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

www.teizan.com

 

ちなみに、例をいつも出して大変申し訳ないとは思っているのですが。

そういう皆さんがかなり読んでいる「万病」の「操体A」(実は操法には名称がないのですが、通称で、我々は「足関節(足指)の背屈」と言っています。

「つまさき上げ」というと、つま先だけ上げている(連動のニュアンスに欠ける)ので、私は「つまさき上げ」とは言いません。

厳密に言えば、足の指の付け根を反らす感じです。

というのは「連動」を誘導しているから。

橋本先生の著書にも、連動を促す一文が載っていますが、私はそれを発見した時に、

「おお、これで連動を誘発してるわけだ」と思いました。

 

私自身は、橋本敬三先生の側で「5年間先生を見ていた」という三浦寛先生に「橋本先生はこうやっていた」というのと、三浦先生の進化形を習ったので、

 

 

 

このイラストはかなりアバウトだと思います。

そして、説明文には一番大事なところが抜けてるんですね。

 

 

このイラストもかなりアバウトです。

手の当て方がかなり残念です。

同じ本に、橋本先生の写真が載っていますが、イラストとは違います。

この辺りは、橋本先生の側で実際に先生の臨床を見ていた三浦先生から「橋本先生はこういう風にやってた」というのを教わりました。

 

なお、私はこれに関しては、自分なりに創意工夫して、全身形態の連動を促せるようにしています。

 



これは、膝の左右傾倒ですね。

時代を反映しているのか(1970年代?)女性がかなりのミニスカですね。

まあ、イラストなので気にしないことにしましょう(笑)。

三浦先生によると、橋本敬三先生のところには、和装のご婦人の患者さんも多かったそうです(場所柄もありますね)。

和装で膝の左右傾倒もやっていたそうですが、裾がはだけないように、ちゃんと工夫してやっていたとのことです(三浦先生目撃談)。

これも、イラストがかなりアバウトです。

 

さて、よくある質問です。

 

「膝の左右傾倒(膝倒し)をやると、患者さんのからだが柔らかい場合、倒すと横に転がってしまう」

また、以前お相撲さんに膝の左右傾倒をやった場合、やはり横にペタン、と倒れてしまうというお悩みがあったそうです。

 

第一分析にせよ、ペタン、と膝が倒れてしまったらすすめられませんよね。

 

こんなことにお答えしようかな、とか思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京操体フォーラム実行委員ブログを担当しました

今週(10月13日から)は、三浦寛先生の担当ですが、その前の週、10月6日から一週間は私の担当でした。

 

blog.tokyo-sotai.com

 

骨盤ですが、たまに坐禅をしているときに「座骨を立てる」という方がいたのですが、理学療法系のプロに確認したところ「骨盤を立てる」というのはどうやら理学療法や、西洋的なトレーニングから来ているようです。

 

操体では「腰は反らせません」。

腰を反らせると、前屈時に膝の裏筋が緩まないし「般若身経」が上手く出来ません。

膝の裏筋を伸ばして「般若身経」という人がいたら、それはちゃんと勉強してないとかしか言えません。。

 

なお、インドでは民族の体型もあり、結跏趺坐(足が長いからできる)か?と思いますし、口から息を吐く(ヨガとかそうですよね)というのも、暑くて乾燥した気候なので、吸うのをメインにすると、呼吸器を痛めるからかもしれません。

 

私は、ヨガ系の瞑想が中国に伝わった時に、骨盤の使い方が変わったのではないかと考えています。

 

なぜかというと、中国武術系は腰を反らさないからです。

骨盤は前弯曲させつつ、背筋は伸ばすんです。

「ダルマ」さんのモデル、達磨大師は9年も壁に向かって坐っていましたが、あの「だるまさん」って、腰が反っているようには見えませんよね。

そして、骨盤が反っていては、9年も坐ってられなかったのでは、とも思います。

 

そしてそして、橋本敬三先生の著書に、女性の骨盤について書いて有る箇所があります。

月見は上品(じょうぼん)、潮干狩りは下品(げぼん)。

じょうぼん、げぼんというのも仏教用語です。

月見は上品、というのは、骨盤が反っていない(骨盤が前弯曲していて、恥骨が前に来ている)ことで、潮干狩りは下品、というのは、腰が反っていて恥骨が後に引かれていること)です。

 

詳細は橋本先生の本を読んで頂くとして、日本でも、昔は腰が反っていて(つまり出っ尻)は下品(げぼん)と言われていた、ということです。

 

この辺りはnoteに詳しく書こうと思っています。

 

 

実行委員からひとこと、より(畠山分)

 こんにちは。

11月23日(勤労感謝の日)に、2024年秋季東京操体フォーラムを開催致します。

今回も「実技」をかなりやります。

見る、受ける、やってみる、という体験型のフォーラムです。

 

また、今回は「操体指導者」をメインの対象にしています。

操体の指導において、疑問などはありませんか?

 

「本とかで見たけど、実際どうやるのかわからない」という方もいらっしゃると思いますし、

・手はどうなっているのか
・支えている手はどうなっているのか
・脱力した後はどうするのか

そんなことにもお答えできるかと思います。

 

さて、毎回掲載している「実行委員からひとこと」の、私の投稿を選り抜きで載せたいと思います。

 

実行委員からひとこと(2024秋季) | 2024年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum

www.tokyo-sotai.com

 

操体法の指導について」畠山裕美

 今回の東京操体フォーラムは「操体を指導している」方向けにお話しようとおもっています。

操体を「自分ででき・ひとりでできる」と思っている方は、たくさんいらっしゃると思います。

ただ「ひとりでできる」ということは、必ずしも「独習・独学できる(本とか動画をみればできる」というわけではありません。

また、操体は「自分で動いて治せる」という認識をしている人がいますが、よく考えてみてください。

もし「自分で動いて治せる」のだったら、操体は今頃全世界に広がっていると思いませんか?

残念ながらそんなことはありませんが、どんな凄いものでも広がりにくいのには理由があります。

実は、世の中に存在するメソッド的なものは、二段階になっています。

① 基本となる土台の考え方(や基礎動作)
② テクニック

の二段階です。

大抵は、②のみが流布するのです。

 

全く効果がないとは言いませんが、多くの人はテクニックに奏功や即時性を求めます。

なので、凄いものでも広がりにくいのではないかと思います。

 

例えはおかしいですが「女性にモテるテクニック」というのがあり、そのテクニックを駆使しても、あきらかに不潔だったり、臭ったりする場合は、テクニックが役に立たない場合があります(汗)。

 

つまり、モテたいのであれば、基本となる土台の考え方である「清潔で臭わない」ということは非常に大事であり、モテるテクニックは、土台があってこそです。

これを「このテクニック、効果ないじゃないか」と、テクニックの考案者を恨み、不潔で臭うスタイルは変えず、別の新たなモテテクに手を出すのです。

まあ、世の中には不潔で臭う人に大変に惹かれてしまう、と言う人もいないわけではないと思いますが、大抵は違うはずです(汗)。

 

この場合、テクニックが効かなかったのではなく、基本の土台である「清潔感があり、臭ったりしない」ということを押さえておかなかったのです。

 

橋本敬三先生は、患者さんには「操体は簡単だヨ。家でもちょこちょこやってごらんなさい」とおっしゃいました。

 

一方、弟子には「よくもこんな大変なこと(操体)に足をつっこんだな。でも、操体は面白いぞ。一生たのしめるからな」とおっしゃいました。

 

これ、どうして?って思いませんか?

 

私も長いこと考えていたのですが、最近やっと気持ちを言語化することができました。

そもそも橋本敬三先生は、患者さんを治療する医師という立場で操体を創案しました。

つまり「考え方の土台となる基本、からだの使い方、動かし方を習得している」というのが前提です。

 

「一生たのしめるくらい大変だが面白い」という部分です。

 

患者さんは、指導者が「一生たのしめるくらい大変だが面白い部分」をマスターしていて、患者さんがそこを知らなくても、全くの初心者でも、指導者が文字通り指導してくれるので「簡単に」操体を体感できるのです。

 

 

ひとりでできる、と独学できる、は違う。

プロ(考え方の土台となる基本、からだの使い方、動かし方を習得、つまり橋本先生が「一生たのしめるくらい大変だが面白い」、とおっしゃった部分)の助けがあれば、患者は「比較的簡単」に「操体」を体感できる。

世の中には、橋本敬三先生が患者さんに言った「簡単だよ」と言う言葉を鵜吞みにして「操体は簡単にできる」なので「操体指導者になるのは簡単」だと思っている人もいます。そんなことありません。もしそうならば、操体のプロ(操体専業)は、もっとたくさんいるはずです。

 

一人でできる、自分でできる、ってことは「独習(動画を観たり本を読んだりして)してテクニックを覚えればいいんだ」と思っている人もいるかと思いますが、そうではないんです。

 

「考え方の土台となる基本、からだの使い方、動かし方」を、全くしらない個人が、動画や本を読んで操体を実践するのは、かなり難しい。

「一生たのしめるくらい大変」なことだから。

 

ちなみに「私は治療家じゃないし、自分のケアをしたいだけだから、テクニックだけしっていればいい」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

ただ、独学で操体のセルフケアができるようになるには、

① 基本となる土台の考え方(や基礎動作)が必須なのです。

 

今回は、実際に「他者に操体を行う操体指導者がどのようなことをやっているのか」ということをはじめ、操体指導者の皆さんに役立つ情報をお届けしたいと思います。

 

操体は②のテクニックだけでは、21世紀を乗りこえることができないかもしれません。

最近の風潮ですが、②のテクニックの流布だけの時代が終わっているように思えます。

みんなが「上っ面のテクニックだけいくらやっても効果は出ないのでは」と気づきはじめ、①基本となる土台の考え方 の重要性に気づいてきています。

そのあたりをお伝えできればと思います。

2024年秋季東京操体フォーラムのご案内。

TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

秋のフォーラムは、もっと丸ごと操体法、というテーマになりました。

 

般若身経の指導などで「ここで困っている」という事例や解決方法など、操体実践者が対面する色々な事にスポットを当てつつ、実技をかなり豊富にお見せし、なおかつ実際にやっていただく、という時間を設けました。

 

www.tokyo-sotai.com

 

https://www.tokyo-sotai.com/?page_id=2708

 

***

テーマ:「もっと丸ごと操体法

2024年秋季東京操体フォーラムは、11月23日(土)勤労感謝の日
ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。

開催日時:2024年11月23日(土)勤労感謝の日 10時~18時(開場9時30分予定)
場所:ルーテル市ヶ谷センター 
〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1丁目1
電話番号: 03-3260-8621

参加費用と申込み締め切り
A: Tシャツその他特典付きフォーラム 13,000円(2014年10月31日締め切り) 
B: フォーラムのみ 10,000円(11月17日(日)締め切り

対象者:操体実践者、指導者、操体を学びたい方。

2024年秋のフォーラムのメインテーマは「丸ごと操体法」に続き「もっと丸ごと操体法」です。
今回は、参加者の方にも「見る」「受ける」「やってみる」というステップを踏んで体験していただきます。

般若身経
手関節の外旋・内旋
足趾の操法
下肢伸展
古典操法の今昔
などを予定しています。なお「教えて三浦先生」の時間も設けます。

簡単そうに見えるのが、操体です。

橋本敬三医師は、患者さんには「操体は簡単だヨ。ちょこちょこっとやってごらんなさい」と言っていました。
一方、弟子達には
「よくこんな大変なことに足をつっこんだな。でも、操体は面白いぞ。一生たのしめるからな」と。

これはどういうことかというと、操体はじめ、物事には「その土台となる考え方」と「テクニック」の2つが存在することが原則だと考えてください。
操体の実践者(弟子達、つまり我々も含まれます)は、「操体の土台となる考え方」をしっかり学ぶ必要があります。
一方、患者さんは、操体の実践者、指導者が「操体の土台」を代わりに理解しているので「簡単」なんですよ。

 

我々操体法東京研究会では、両手両足関節からの連動を用います。
橋本敬三先生の時代は「腰から」動きが始まるものが多かったのですが(足関節の背屈のように、末端からのものもあります)、橋本敬三先生がある時三浦先生に「連動は腰からじゃなくて、末端からだ」と、ぼそっとおっしゃったことが発端となり、手関節、足関節から連動を誘導する介助法が生まれました。

実は操体における「快・きもちよさ」は、からだの中心腰からの動きではなく、手足関節(末端)からの介助から起こる連動から誘導した方が「被験者が快をききわけやすい」のです。これが第二分析です。

つまり、従来の橋本敬三先生時代の「第一分析」は、多くが「腰から動く」ものですから「快」をききわけにくいのです。
なぜかというと、末端への介助法に特徴があるからです。

★また、ご参加の皆様に「第一分析と第二分析」を受けて頂き、楽と快の違い体験していただくという試みも考えております。

今回は、末端への介助法および補助法をご紹介するとともに、ご参加の皆様にも体験していただきます。

足趾の操法の体験コーナーもありますので「操体で意識が飛ぶ」というのを未体験の方は、是非体験なさってください。操体の癒しの底力をお見せ致します。

そして昨年からご好評を頂いている「おしえて!三浦先生」のコーナーも続投予定です。
参加者の皆さんから寄せられた質問に、三浦寛先生が回答します。

操体の可能性と未来を再発見する一日になりますよう、実行委員一同、お待ちしております。