操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2005-01-02から1日間の記事一覧

操体の実際と現状について

●はじめに 筆者が今でも鮮明に覚えている事がある。ある勉強会に参加させていただいて、『操体を専門としています』と言ったところ、参加されていた方々に『本当ですか』と驚かれた事がある。その時、私自身は操体のプロが集まって、勉強会をするのだと思っ…

橋本敬三先生

橋本敬三先生は、私の祖父、畠山三左衛門(えらく古風な名前だが、本当の名前である)とほとんど同じ年である。三左衛門さんが1900年生まれ(明治三十四年)だから、3才ほどしか違わないだろう。私は橋本敬三先生に会ったことはない。何故なら私が操体…

般若身経(序章)

般若身経、とは「からだのつかいかた」を示したものだ。橋本敬三先生が「般若心経」をもじって「身」という文字を使われた。つまり、からだの動かし方、使い方の法則をまとめたものである。これに関しては、色々な資料を見てみると、微妙に改訂、改善されて…

流れ(般若身経の流れを考える)

操体を学んでいくうちに、色々気づくことがあった。般若身経、即ち、『重心安定の法則』(からだの使い方)『重心移動の法則』(動かし方)についても様々な解釈のしかたがあり、それは般若身経自身が少しずつ修正変化を重ねているのに、その情報が各地に追…

染めよ色 写せよ姿 委ねよ羽衣

あなたの一番快適な色に、ご自身を染めてごらんなさい一番、理想の姿を描いてごらんなさい心から望むなら、香しい風にたなびく、羽衣にでもゆだねるように******裸足でも足は冷たくない指先はすぐに温まるからだの感覚を問いかける時は、それは私に問いかけ…