操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

2005-01-23から1日間の記事一覧

老子

とても驚いたことがある。私の操体の師匠である三浦寛先生は「操体・臨床の要妙」という本を書かれている。「要妙」というのは、微妙な奥深いもの、隠れた真理をさす。その本が出て間もなくのことだ。操体同様に文化的な面で影響を受けた方がいる。編集工学…

心がここまでわかってきた

心がここまでわかってきた―...カッパ・サイエンスこの本を紹介された時は驚いた。橋本敬三先生がご存命の頃は脳の中まで詳しく研究はされていなかったのだが、その後の研究で「快感が創造性をつくる」ということが明らかになった。つまり、橋本敬三先生が「…

触診の訓練

触診、というのはとっても大切だ。特に「腕一本」の手技療法家にとっては。触診の訓練をご紹介しようと思う。高校生の時、自分の足の裏を色々触って、どこが痛いのか、気持ちよさがあるのか、とヒマさえあればやっていた。また、自分の身体をよく触ってみる…

運動系

運動系:「生体の歪みを正す」の中には、運動系という言葉がよく出てくる。付箋を貼っていたところ、付箋だらけになってしまった。操体の一番の特徴は視診(形態観察)、触診(手による、皮膚、骨格の評価)に加え、動かして診る(動診)という診断・評価法…