操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

コース、メニュー、回数券について

当院(操体プラクティショナーTEI-ZAN 改め TEI-ZAN 操体医科学研究所)では、施術に関しては、操体(つまり、施術)、というコースしかない。



(講習会に関しては、操体専門にやりたいという方もいるし、他のボディワークと一緒にされている方もいらっしゃるので、これは綿密なカウンセリングをしてから、その方が何を一番学びたいのか、という目標を設定してから講習を組むので、施術とは進め方が全く違う)



これは、単に操体しかやっていないからであって、特に深い意味はない。逆に言えば、エステティックサロンや、美容院に様々なメニューがあるのは当然だ。

今日はカット、今回はフェイシャル、今日はフットケア、など顧客はメニューを選ぶことができる。



10年近く前の話になるが、当時一緒にやっていた方と打ち合わせの上で、「リラクゼーション」「症状改善」というコースに分けてみたことがあった。リラクゼーションのほうが、価格的に千円安い。



当然、予約はリラクゼーションのほうが多かったのだが、リラクゼーションで、といいつつ、施術の途中で『実は腰が痛い』『寝違えした』という人が続出したのであった。つまり、リラクゼーションといいつつ、症状改善を望む方がたくさんいたのだった。

というわけで、テストケースで行ったこの試みは数ヶ月で終わりになった。



また、気をつけるべきなのが、回数券だ。

以前一緒にやっていた方が作った回数券には、有効期限が書いていなかったのである。この時作成に関与しなかった私も悪いのだが、

その後、一緒にやっていた方が独立してから、私のところに、2年前の回数券をもってやってきた方がいた。



回数券は、期限の設定や、払い戻しなどのトラブルもある。設定する時には、細心の注意をはらうべきだろう。