操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

近視

視力は悪い。そんなにでっかい目で、眼が見えないの?と、言われる事がある。これは完全に父方の遺伝だと思うが、父のせいではない。
そういう、血筋に生まれたのだろう。
そのお陰で、暗闇でも歩けるし、触覚と嗅覚と聴覚は何だか恵まれているようだ。痛いところに手が行くのも解る。これは、私が視力という五感の一つを失っている、その代償なのだろうか。
今はコンタクトレンズもあるし、視診という面では視力は必要かもしれないが、それを補うこともできるのだ。
例えば、電気をつけてまじまじと観察しなくても、あ? ここ、変ですね、とわかるようになってきた。師匠が、ゴタイマンゾクであることは、治療家にとっては不利かもしれない、と言われたのはその通りかもしれない。
美しい物しか見えない それでもいいかもしれない。
美しい言葉、賛美の言葉しか聞こえなくてもいいかもしれない。