今期の操体臨床講座(臨床コース)は、本来昨年末に終了の予定だったが、受講生の希望と、まだまだ勉強すべきことがあるということで4月まで延長になった。
参加メンバーの7割強が、実際に臨床に携わっているという状態だ。
一年間毎週土曜午後5時間(全36回:今回は48回)というのは、なかなか根性がいることだ。
特に開業していたら、土曜の午後などは施術、治療時間に充てる場合も多いだろう。
しかし、それでも勉強する。
それだけの価値があるからだろう。
本やビデオではかいま見ることのできないもの、
臨床に携わる参加者の悩みに対する回答
特に、毎週というのはプレッシャーになるかわりに、ものすごい勢いで操体漬けになる。
それを生業とするのだったら、一生に一年位は(いや、もっと必要だ)操体漬けになったほうがいい。
単にかじるとか、上澄みをなめるとか、ちょっと自分の治療に取り入れたい、というのだったら、ここまで時間をかけることはないだろうと思う。
参加者はそれだけ、真面目に取り組んでいるのだ。
というわけで、最近のレポート。
そろそろ終了も近く、質疑応答の時間や、見立てと実技を自由にやってみる、などの課題が出る。
まあ、一番気になるのは
「からだにききわけて」というコトバをすっ飛ばすコトが多いということか。