先週のことだ。
NAYヨガスクールへ行った。元々のとっかかりが内藤景代先生(NAYヨガスクール主宰)の本で、私が12歳の時だったので、ここに行っても何もおかしいことはないのだが、何故行っているのだろう、ということを
考えた。
考えたというのは、昨日操体の特別講習で、代講をした時、ヨガ経験者(渡印経験者で和尚の弟子だったというK氏。関西でヨガの指導もされている)から、『ヨガが気持ちいいとは思えない』という話を聞いたからである。
同席していたK嬢もここ数ヶ月、NAYの集中講座を受けている(彼女も人前でウォーキングその他のインストラクションをしている)が、気持ちよくて楽しいという。
ちなみに私も気持ちよくて楽しい。
何故だろう。操体をやっているから、何をやっても気持ちよさを感覚しやすいのか????
というわけで、何故か、ということをディスカッションすることにした。
そこで思い出したこと。
先日内藤先生から聞いた言葉だが、
『人の言うとおりにやるのは、これほど楽な事はない、って企業の部長さんとか言われるんですよ』
ううむ。どうやらこれが理由らしい。
K嬢もK氏も臨床家であるし、同席していたO氏もそうだ。勿論私もそうだが、操体なり、ウォーキングなりヨガなりを指導する立場にある。
ということは、いつも指導する立場にあるので、絶妙なインストラクションを受けると、
『いいなりになるって、この人に委ねるって、何てラクチンなんだろう。あああ。きもちいい』
となってしまうのではないか。
つまり指導者(インストラクター)の職業病(?)なのだろうか?
多分そうに違いない。
基本的に信頼できる人に全部委ねるというのは、気持ちがいいものなんだろうなと思う。