操体法大辞典

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ボディの歪みと「快」「不快」

テクノラティプロフィール



ボディが歪んでいるから、動かしてみると痛いとか不快な感じがするんですよね?



はい。



それじゃあ、動かしてみてきもちいいということは、歪んでいないということですか?

そこの辺りがよくわからないんですが・・



これは、ポイントなのですが、

ボディに歪みがある場合、快、あるいは不快をつけてくるのです。



え?



ボディに歪みがある場合、動診をとおしてみて『ああ、これは不快』(つまり、操法としてとおせない感覚)という場合と

(歪みがあるのに)『ああ、きもちいい(快)』(操法としてとおせる)という場合があるということです。

なので、歪みのあるボディには、快適感覚がききわけられるというチャンスは常にあるわけです。



歪んでいるボディを動かしてみて、きもちよさがききわけられたら、それを味わうとボディのバランスがとれる、

ということですね。そして、操法というのは、きもちよさなのです。



逆に、『楽(な動き)』というのはバランスがとれていて、快でも不快でもないという状態を指します。

中には感覚が麻痺していて、わからない、ということもあります。