操体法大辞典

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動診第1位

動診第1位



目出度く「かっこいい動診第一位」に輝いたのは、言わずとしれた(?)足関節の内反外反。受け手が膝二分の一屈曲位をとる場合、または下肢伸展位にて操者が受け手の膝の下に足をかませて「てこ」のようにして行う場合がある。



12月12日の日記で、岡村郁生氏が、内反位にきめて、外反にとらせようとしている写真が載っているが、内反外反の模範演技を見たいのだったら、DVD

をご覧いただきたい。



または、2007年4月22日開催予定の、春季東京操体フォーラムでも、再度岡村氏が操者、被験者が草階氏という組で実技を行う予定だ。



これは両手の使い方、特に踵に手をかけて動誘する際のタイミングがポイントで、上手くきまると本当にかっこいい(何だか「かっこいい」ばかりでボキャ貧だが)。



内反も外反も、外反の場合はあらかじめ内反位にとってから外反、内反の場合はあらかじめ外反にとってから内反、というプロセスをとるので、外反と内反は切っても切れないのである。



かっこいいだけではない。

この動診は、なかなか自分ではとらない(とれない?)動きのため、

割と快適感覚をききわけやすい。

つまり、操者の動きがきまった場合、被験者もきもちよさをききわけ、味わうという確率が高いということだ。

精進しませい。