- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: 新書
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5月半ばにちょっと休みを取ったので、何だか間が開いてしまった。本は結構買っているし、八重洲ブックセンターでうろうろしたり、大手町のOAZOで迷子になったり、書店にはよく行くのだ。最近は『本のツラ』を見てから買いたい、と思ったりもするのである。
今、『月刊手技療法』連載の『シリーズ操体』7月号掲載原稿のゲラの校正をしている。『コミュニケーションと操体』というテーマだ。
最近「伝える」ということに非常に関心がある。一番面白いと思うのは、コミュニケーション活動の男女差というところだ。何年か前に『地図の読めない女・話を聞かない男』という本が流行った。
- 作者: アランピーズ,バーバラピーズ,Allan Pease,Barbara Pease,藤井留美
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2002/09/01
- メディア: 文庫
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友人♀によると、彼女は地図を回しながら見るのだと言う。地図を回しながら見るのは典型的女脳のなせる技らしいが、これは私が驚いた。地図を回して見るなんて、生まれてこの方一度もなかったからである。一方「話を聞かない男」というのは周囲に複数いたものだから『なるほど』とも思ったものだ。
ところで、この「伝える力」というのは当たり前の事を書いてあるのだが、なかなかよくまとまっている。
このブログは下書きをしているわけではないが(する時もある)、出版原稿や雑誌掲載原稿は一応打ってから、ちょっと寝かせる。また、ゲラができるまで時間がかかるので、その間も寝かせる。それでゲラを直す。その際には、同門や師匠にチェックをお願いしたりする。この「寝かせる」という行為はとても大切だと書いてあるのだ。なので、原稿の類はやはり締め切り間近に慌てて書くより、余裕を持って書いておいて、少し寝かせる時間が必要なのだろう。