操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

医道の日本社サイト

医道の日本誌(医道の日本社)のサイトに2007年9月号掲載の『三浦寛氏と今昭宏氏に聞く!』



が載っていた。



『仙台の医師・故橋本敬三氏が創意工夫を重ねて創始した操体法。現在は広く臨床家の間に浸透しているため、橋本氏から直接指導を受け、今なおその普及や臨床の最前線に立つ三浦寛氏と今昭宏氏の名前をご存知の方も多いのではないか。

 このほど、このお2人をお招きし、在りし日の橋本敬三氏の思い出や操体の考え方、そして操体臨床の魅力について大いに語っていただいた。「治すことまで関与しない」という、臨床家にとって相反するような、謎めいてさえいる根本原理を持つ操体の世界に触れてみていただきたい。』とのこと。



取材の時私が同席していたことは以前日記にも書いたが、改めて読み直してみると非常に興味深い内容になっている。

『治すことまで関与しない』というのは操体を知っている人間なら割とそのように受け止めているが(あるいは受け止めるよう努力したか)確かに『治したい』というのは臨床家にとっては相反するようだし、確かに謎めいているに違いない。