今日は今年初めての操体の臨床講座講習。
年末30日には、割と人数が集まって「塾・操体」(操体法東京研究会の受講修了者が参加する、寺子屋形式の勉強会)があった。これはこれで復習とブラッシュアップを兼ねて、面白いものだったが。
今日は前回前々回の「足趾の操法」の総復習。
最初にモデルとなり、受け手にまわる。今日は寒いせいもあったのか、何故か操法を受けている最中にそけい部と股関節あたりに力みが入ってくる。こんなのは生まれて初めてだ。普段の眠りに落ちてしまうような柔らかいキモチヨサというよりは、シャープで力が1カ所に集中するような感じだ。何だか不思議だ。
これは操者が変わっても同じだったので、「今日の自分」だったのかもしれない。
その後は手指関節に対する動診と操法。
ここまでやるか?と思われるだろうが、手の指関節も関節なのだから8方向に動く。それを仔細に試してみるだけである。こういう細かい分析をとおしてみると、「大雑把はいかん・・」とか「一束いくら、という動診をとおすのではなく、もっと細部をみること」という言葉が大切なのがよくわかる。