総合版とプログラム詳細を合わせて再掲します。
操体法定期講習 2008年度のお知らせ
毎年5月に開講している、操体法東京研究会のご案内です。
今現在操体臨床で活躍中の先生方を多く輩出しており(私も修了生です)、操体臨床家の登竜門とでも言うべき講習です。
今年から「若い臨床家のための操体臨床講座」を新設致しました。
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2008年人体構造運動力学研究所、操体法東京研究会主催講習会のご案内
募集要項は以下の通りです。
■操体法臨床コース
・講習期間・日時
2008年5月から2008年1月の9ヶ月間 毎週第1,2,3,4の 土曜日 P.M. 13:00 - 18:00
・定員 10名以内
・カリクラム 36講習180時間
(全ての治療法に応用でき、その臨床効果を飛躍的に高めます)
・講師:三浦 寛(操体臨床歴42年)鍼灸、柔道整復師免許有
人体構造運動力学研究所所長、ホテル・オークラ ヘルスクラブ顧問
・受講資格: 医師、OT、PT、看護士、柔道整復師、鍼灸師、ア、マ、指圧師、スポーツ公認有資格者、専門学校在校生等
・参加費用 72万円(分割応相談)
■操体指導者養成コース
・講習期間、日時
2008年5月から2009年4月の12ヶ月間 毎週第2,4の日曜日 P.M. 13:00 - 18:00
・定員 10名以内
・カリクラム 24講習120時間 ( 操体理論、実技理論、操 体実技実習指導)
・講師: 三浦 寛
・受講対象者:操体に関心があり、操師、指導者をめざしたい方
・参加費用 48万円
■若い臨床家を育てる操体臨床講座(第1回)今年より新設
・講習期間、日時2008年6月から2009年7月の12ヶ月間 毎週第1、3の日曜日 P.M. 13:00 - 17:00
・定員 20名以内
・カリクラム 24講習96時間 (実技指導80時間)
・講 師: 三浦 寛
受講資格:30歳以下の有資格者、在校生、同様の実力・経験を有する者
・参加費用
全額24万円(※通常の「操体指導者養成コース」の半額となります)
●会場:東京都世田谷区三軒茶屋1−30−9
三軒茶屋ターミナルビル34号
● 受講申込み方法(各コース共通)
受講申し込みは、住所、氏名、年齢、職業、連絡先電話番号、e-mailアドレスと受講コース(第10回 操体法臨床コース 、第73回操体指導者養成コース)を必ず明記の上、
〒154−0024 東京都世田谷区三軒茶屋1−36−3
ルミネ三軒茶屋105 操体法東京研究会、三浦寛宛
書 面、電話またはFAX(03−3414−0340)
メールの場合は sotai@teizan.com(TEI-ZAN 操体医科学研究所
畠山)まで。
● 問い合わせ: 講習及び内容等のお問い合わせ、
資料請求は、FAX: 03−3414−0340
操体法東京研究会事務局へお願いいたします。
●なお、個人レッスンも行っております。ご希望の場合は直接電話またはFAX (03−3414−0340)三浦までお問い合わせ下さい。
講習 プログラム内容(共通)
●操体理論
・操体の創始者、医師 橋本敬三先生の想念の世界観を探る
橋本哲学、その生命観、生死観、人生観、宗教観を探る。
・操体法の源流とも言われる正体術との出会い、そして、操体法の体系化への歩み。
・四十年前の操体臨床の現実と、現在、そして未来へのビジョンにむけて
・生命力学のバランス、息・食・動・想の自然法則を探る。
(原理、原則とは単純で快適なものである。)
・生かされし、この命の連鎖
・自在してある、自然法則の摂理
・自律可能
・自己責任生活必須条件
・同時相関相補連動性
・救いと報いの生命観
・絶対なる救いの生命観
・宇宙現象創生の中心理念、
(無限界、有限界、第七の天、第七の星、無極無限の太極 の意志)
・運命のハンドル
・生かされ生きていることへの気づきと、H2Oの原則
・健康学、未病医学、日本医学
・健康傾斜の歪体化のプロセスを探る
・現代医学と東洋医学の盲点、さらなる進歩と進化
・禅と操体の相似象
・無双原理と操体の相似象
・ヨガと操体の相似象
・操体では、なぜ快適感覚を追求、重視するのか。
脳内分子生理学からとらえた快適感 覚のメカニズムを探る
運動系と脳幹の脳の快感神経とホルモン
皮膚と自律神経と脳幹
・生命感覚としての快を探る。
●操体法実技理論
(1)操体医学総論
(2)診断学、臨床学理論
運動系の歪み(ボディーの歪み)に対する診断、治療学
a. 身体運動の法則(からだの使い方、動かし方の自然法則について)
b. 動診学、理論、実践論
からだの動きの分類と分析法について「運動分析」と「感覚分析」
第一分析〜第七分析
c. 連動学 理論、実践論
・連動の基本的知識と情報
・連動を知る上での基本八種、8連動性
・連動の体循環性理論
・手関節、及び足関節の各基本8種の動きと、それに対応する全身形態の連動性を探る。
(3)操体臨床における診断と操法の行程を探る、
・楽感と快適感覚の相違について
・生命感覚としての快を探る
・操法の選択、たわめのマ、脱力、回数の理解と選択
(4)動診、操法における操者の介入
・操者のタッチ、介助、補助(抵抗)のかけ方、与え方
・造動法、動誘法の実践
(5)言葉の誘導について
適切、適格な言葉の誘導に必要な情報と知識
(6)言葉の誘導による動診と操法の実践
(7)足趾、足底の操法・・・基本3種計7種の実践法
●実技指導編
(1)快適感覚に問いかける診断と操法
a. からだが要求し、選択してくるポジションでの動診と操法
・横臥位による動診と操法
・立位による動診と操法
・坐位による動診と操法
・腰掛位による動診と操法
・伏臥位による動診と操法
・仰臥位による動診と操法
各8操法、実践指導b. 下肢、上肢の操法によって、骨格の配列異常を正す
・頸椎の配列異常を正す
・胸椎、胸郭の配列異常を正す
・腰椎の配列異常を正す
・仙椎の配列異常を正す
・骨盤の歪みを正す
●特別講義指導編
(2)皮膚に問いかける診断と操法(渦状波)その理論と実践
・錐体外路系に問いかける(点と面との渦状波操法)
・頭皮、顔面の皮膚に問いかける渦状波
・胸郭の皮膚に問いかける渦状波
・背骨、肩背部、腰背部に問いかける渦状波
・足趾、足底の皮膚に問いかける渦状波
・腹部の皮膚に問いかける渦状波
・爪に問いかける渦状波