操体法大辞典

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肩こり

肩こりと言うと、文字通り肩が凝っていることなのだが、結構曖昧な表現でもある。しかし、重苦しく不快な症状でもある。
肩が凝るとか腰が痛いというと、他人(特に元気な)、いや家族でさえ『運動不足じゃない?』となどと無責任に言うものだから、せっかくの週末に『運動』できない事に対して『運動できなかったなぁ』と、後ろめたさを感じたりする。

まあ、自分の好きな事をからだにききわけてやるのが一番だと思う。

東京操体フォーラム実行委員ブログ(http://blog.tokyo-sotai.com/)で、先日 今先生が『モンク裕子さん』について書かれていた。なるほど、と思うのは『肩こりと文句』の関係である。ブログの中では口先だけでもいいから、ダンナ様に感謝の言葉をかけるように、というアドバイスに『面白そうだからやってみます』(この時点で素直だよこの人)と、実行したら凝りが消失したという話だ。

文句や愚痴を言うと顎から肩に来て、逆に我慢しすぎるとこれもよくない。

どっちにもいいのはやはり『快適感覚』ではなかろうか。