操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

お久しぶりです。8月初旬、仕事を兼ねた夏休みを取り、お盆の間は「東京操体フォーラム」のホームページ作りをし、色々出歩いておりました。その間にも読書はしっかりしていたのですが、こちらはすっかりご無沙汰してまして(汗)。

トワイライト 上 (ヴィレッジブックス)

トワイライト 上 (ヴィレッジブックス)


トワイライト 下 (ヴィレッジブックス)

トワイライト 下 (ヴィレッジブックス)


私がアン・ライス好きなのはこのブログでも公開済みなのだが、ヴァンパイア・クロニクルず(アン・ライス著の一連のヴァンパイアもの。主人公はレスタト様←「様」つき)以外のヴァンパイアものは余り読んだことがなかった。というか、ヴァンパイア・クロニクルズに登場するキャラクターが魅力的過ぎて、他に食指が動かなかったということもある。しかし、版権の関係で、最近のライス女史の著作は翻訳されないようだし、(原書も勿論買っているのだが、柿沼瑛子さんの訳もまた楽しみ)何だかヴァンパイアものを読んでいなかったのだ。
先日書評を見て書店で手に取ったのがこれ。「トワイライト」。作者のステファニー・メイヤーは30代の若手である。ライス女史が「Inerview with the Vampire」を書いたのが70年代後半なので、メイヤーは「それ以降」の生まれである。
この作品だが、主人公は高校生。まさか高校生が主人公のラブロマンスを読むコトになろうとは思わなかったが、はまりました(笑)。
主人公は色が抜けるように白く、黒い髪を持つ高校生、ベラ(イザベラ)例によって彼女はよくトラブルに亜遭う。高校のクラスメイトのエドワードはブロンドの超美形(ちなみに彼の家族も兄弟も皆超美形)。お察しの通り、この美形ブロンド一家はヴァンパイアなのだ。そして、ベラの血の香りというのが、エドワードにとってはものすごく「そそる」のだ。お互いに好意は持っているが、うっかりするとエドワードはベラを殺してしまうかもしれない・・(というジレンマ)。っていうか、いささか少女マンガ的なストーリーなのだが、登場人物が皆魅力的な上に、ストーリーの展開のテンポがいいので没頭して読める。この上下巻を読むのに二日しかかからなかったが、三度繰り返して読んでみた。映画化もされるとのことで、どうなるか楽しみである。