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Google経済学(グーグル経済学)~10年後にトップに立てる新経済学入門~

Google経済学(グーグル経済学)~10年後にトップに立てる新経済学入門~


Amazonのようなバーチャル書店も好きだが、実際の書店をうろうろするのも好きだ。私がよくうろうろするのは、日本橋丸善八重洲ブックセンターだ。地元西葛西にも文教堂三省堂がある。大手町オアゾ丸善にも行く(たまに迷うが・・)。
昨日はたまたま立ち寄った汐留の書店(汐留には書店が多い。電通があるからか??)で購入した。

私は自慢ではないが、経済オンチである。というか株とか投資には縁が全くなかったからなのだが。しかし最近『経済』とか『金融』に関する知識欲が沸いてきた。世の中の「仕組み」にも興味が沸いてきたからだと思う。
ところでGoogleと言えばネット歴が長いわたくし、ずっと前から使っていた。記憶にある限りでも2000年かその辺りには使っていた(英語版)ので、Google創業が1998年だから、結構長い。勿論Gmailをはじめ、Googleの機能は結構よく使っている。特にGmailを使い始めてから、メールの活用方法が変わった。


勝間さんもGmailの使い方を書いておられるが、読む前に私も全く同じ使い方をしており、驚いたモノである。

ところで、今こそ『ヤフー』と言っているが、昔は『ヤッホー』と呼んでいた人もいた。Googleも最初は『グーグル』ではなく『ゴーグル』と呼んでいた人もいたが、今は皆『グーグル』である。

ところで、Googleってどうやって収益上げてるわけ?という疑問は解消した。また、YouTubeを巨額で買収した理由、マイクロソフトとどう戦略が違うのか、よく分かった・・・。
ついでに日本国民の血税は、国庫の借金の利払いで1日300億が消えていることもわかった(汗)。

また『経済はエンターテイメント』という作者の意図もわかった。Googleを使い倒す、制するものが勝つ!のかも。今のところは。。。

もう一冊買ったのがこれ。

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

私の個人的意見だが、タレント本や健康美容本でもないのに、自分の顔を表紙にした本を作ると、ピークなのか?と思う。。これを私は『表紙顔出しの法則』と呼んでいる。勝間さんにはもっと頑張って頂きたい。一時期読んでいた苫米地英人氏の本もそうなのだが。。

日本はどうなるのか。今の日本は40代前後、つまりバブルという時代の恩恵を受けている我々の世代を中心に回っていると言ってもいい。その中で今の若者が考えている未来は本当に暗い。

女性の社会進出も進んでいるとはいえ、まだまだである。この本では西原理恵子さんと『最強ワーキングマザー対談』をしている。(西原さんのマンガ『勝間さんとわたくし』が面白い。。。)
『勝間ほんまは男選びのグーグル化が一番必要ちゃうんか!』
『あんたみたいに最初からババつかんでる人と一緒にしないでちょーだい』

最近「ヒロミ先生、『勝間本』ばっかり読んでますね」と言われてしまうのだが。私が勝間女史の本を読み、納得するのは『タテ』と『ヨコ』が分かっている人なんだなというところに惹かれるからなのかもしれない。
最近の「勉強本ブーム」や「ネットビジネスブーム」「起業ブーム」の本は、大抵の著者は男性である。男性だからと言って差別するわけではないが、どうしても『儲け』『仕組み』『思考法』『ノウハウ』だけに片寄っているような気がする。何というかギャンブルのような感じがしないくないでもない。
しかし、勝間さんの本は『フレームワーク』をはじめ、「底力」という基礎体力をつけ、ツールを使いこなすというところを説いている。前の本で英語の取得法が書かれていた。『英語』というキーワードでネットを検索すると、あらゆる英会話学習法が見つかるが、勝間さんが紹介していた英語習得方法は実にシンプルだった。ペーパーバッグを読む、オーディオブックを読む、ヒアリングマラソンなどをやる、NHKの講座を聞く、たまに英会話学校に行く、などである。『聞くだけでペラペラ』というのは実際にはあり得ないとも書かれている。
つまり、何というか勉強方法が「地に足が着いた」ものなのだ。

これは『楽して得たモノは身につかない』という私の主義?とも合致する。また、ビジネス書の割に、「食」「運動と健康」についても書かれている。多くのビジネスパーソンは若い時は健康にあまり留意しない。しかしその無理は絶対後でやってくる。
人は起業や仕事で成功した後、何に一番気を使って投資するか。
それは健康だと思う。