コストゼロで人脈と売上を増やす仕事の仕組みー相手の本音を引き出すビジネスメール力ー
- 作者: 平野友朗
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2008/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ビジネスメールの本である。メールを使って仕事をする方は是非読んで頂きたいし、世の中のメールソフトがOutlookだけしかないと思っている方々にも読んで頂きたい(笑)
インターネットをはじめてかれこれ十数年経つ。前にも書いたと思うが、クライアントの予約をネットで受付するというシステムをこの業界(手技療法)でやったのはウチが最初だと思う。ということは十年以上やっているわけだ。なのでメールの恩恵は受けているなぁ、と思っている。
私が最初にネットを始めた頃は、Nifty-serveがお盛んだった頃で、当時はMacのクラリスワークスで繋いでいた。国内のホームページは未だ少なく、メールのやりとりはもっぱら海外(音楽関係とか書籍関係とか)だった。
1995年頃だと思うが、猫系のML(メーリングリスト)に入った。ブログなどもあるため、このMLは閉鎖されたが、この時オフ会で知り合った女友達とは別枠?で未だに付き合いがある。
それはおいといて、昔のメーリングリストには『ネチケット』というものが強固に存在していた。例えば、outlookの初期設定のまま、HTMLメールを送ったりすると、Macユーザから『読めない』とか『MLの読者が全部Windowsユーザではない』というお叱りを受けたりした。全文引用もいやがられた。サブジェクトの付け方も下手くそだと叱られた。というわけで、1995年から2000年辺りに、メーリングリストに参加した経験がある方は、割と『ネチケット』(メールのマナーね)をたたき込まれたのではないか。
時は流れ、ある会社の方から『何かメールマナーの本でいいのはない?』と聞かれていた矢先と、自分が管理している東京操体フォーラム実行委員会のメーリングリストの運営を考えていた時に、以前買った『日経アソシエ』の『伝わるメール・嫌われるメール』を思い出し、著者のメルマガを購読することにした。
そして今回届いたのが本書である。ついでに東京操体フォーラム実行委員の面々にも読ませたいと思っている。
私は長年のMacユーザであるからよくわかるのだが、日本のビジネスマン(いや、ふつ〜の人も?)は、WindowsのOutlookがメールソフトだと思っている。実はそんなことはない(Windowsマシンも持っているが、使うなら昔からBecky!かEudoraだったが、最近はThunderbird)。
メインはMacで、Windowsはあくまでサブ、何かの際に仕方なく?Outlookを使ったとか、Outlookの機能(デフォルトで全文引用になっているとか、デフォルトでHTMLメールになっているとか)が嫌いだという輩もいるはずだ。
いずれにせよ、メールを制するものは仕事を制す!