2009年の操体法東京研究会定例講習のプログラムを発表した。残念ながら、今年はこの「若い臨床家のための・・」通称『若臨』は開講しない。しかし、今年は視診触診の集中講座なども予定しているので、そちらにもご期待願いたい。
なお、土曜からは「足趾の春季集中講座」が始まった。『足趾の操法』に特化した講習である。こちらも初の試みなので、講師一同、しっかり学んでいただけるよう、知恵を絞ってカリキュラムを組んでいる。
★なお、二回目までは座学の「操体一般」なので、まだ間に合うと言えば間に合う(笑)。迷っているうちに2月14日になってしまった、という方はいらっしゃるだろうか???
さて、『若臨』だが、通常の講習では、手関節、足関節の8つの動きとその介助法の練習をしている。これはいわゆる「型」の訓練だ。「一体なんのために?」この練習をやるのか?という疑問に答えてか、昨日は師匠が今まで練習してきた介助法を実際の臨床ではどうやって用いるのか、ということをモデルを使って行った。
受講生をモデルにし、形態観察から触診、動診の選択、実際の動診、操法までを約一時間。
実際の操体臨床ってこういうことをやるのか、と、受講生達は目をこらして師匠の臨床に見入っていた。
私も感じたのだが、「流れ」があると美しい。
この流れるような実技を目に焼き付けて育って欲しいと思う。