今年の一月、Bunkamuraミュージアムでアンドリュー・ワイエス展を見に行ったところ、「忘れえぬ女(ひと)」がまた日本に来るという、国立トレチャコフ美術館展をやるという。実はこの絵、以前日本に来たとき見ているのである。確か中学か高校か大学の時だったと思う(ちょっと忘れてるんですが)。三越美術館だったのは覚えており、非常に大きな絵だった。没落した貴族の令嬢の絵で、その頬にうっすらと涙の跡がついている。4月から始まる。ワイエス展で早速前売りを買った。非常にインパクトのある美しい絵なので、チャンスがあったら是非どうぞ。
次にやるのが、ラリック生誕150周年の記念のイベント。これは六本木の新国立美術館で開催。これも前売りを買おうと思う。
箱根のラリック美術館には行ったことがあるが、あそこもなかなか良かった。ラリックは身近にコレクターがいるので、ホンモノを目にすることもあるのだが、確かにはまるのも分かる気がする。
ガラスといえば、私自身ここ数年凝っているのがトロールビーズ。デンマーク(デンマークに縁深い私?!)の、最近の大ヒットのアクセサリーである。私の近くにもトロールビーズにはまっている方は多い。ガラス、シルバー、ゴールド(日本にはまだゴールドはあまり入って来ていないが、本国のサイトで買える)、のビーズと、チェーン、ロックを好みに組み合わせることができる。一つ一つのビーズに意味があり、本国のサイトではそのビーズを製作したデザイナーの顔も見ることができる。自分の好みのビーズが全部同じデザイナーの作品だったりして、なかなか興味深い。
美しいものを見たり、身につけたりするのも「感覚の勉強」だと思う。